- 鉄板手法を生み出す効果的な戦略がわかる
- 鉄板手法を生み出す相場分析法がわかる
- 鉄板の順張り手法と逆張り手法が分かる
バイナリートレーダーの武田雄太です。
バイナリーオプションで鉄板手法はないのかな?と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと誰が使っても勝てる鉄板手法は存在しません。
ですが、自分自身のトレードスキルを用いて自分にとっての鉄板手法を構築することは可能です。
今回は自分にとっての鉄板手法を見つけることが出来るようにトレードスキルを上げるための考え方、順張りと逆張りに合わせて利用できる手法まで紹介します。
この記事を読めば、鉄板手法を身に付けバイナリーオプションで成果を出すことが出来るでしょう。
なお、この記事の理解を深めるために僕が執筆した「世界一わかりやすいバイナリーオプション入門書」も合わせて読むことをおすすめしています。(今なら下のボタンから無料でプレゼントしています。)
バイナリーオプションで稼ぐための基礎知識
そもそもなぜ誰でも出来る鉄板手法が存在しないのでしょうか。
理由は「全員が同じポイントでエントリーできる訳ではないから」です。
仮に全てのポイントでエントリーをしたら勝てる手法だったとしても、自分でエントリーをするタイミングで負けを引いてしまえば負けてしまいます。
だからこそ、重要になるのが「勝てるタイミングだけを見つけてエントリーをする」と言うことです。
そして勝てるタイミングを見つけるために重要なのが、相場分析の精度を高めて手法が最も活きるタイミングでのみエントリーをするということになります。
そのため、この記事では相場分析を高めるために重要な知識と実際の手法を用いた解説をおこなっていきたいと思います。
鉄板手法を生み出す効果的なバイナリーオプションのトレード戦略
まずは鉄板手法を生み出すための効果的なトレード戦略について解説します。
テクニカル分析が効きやすい相場を選ぶ
手法を使ううえで最も重要になるのが「テクニカル分析が効きやすいかどうか」です。
自分にとっての鉄板手法を生み出すために非常に重要になるのが「負ける相場を避けて勝てる相場だけエントリーをする」ということです。
この負ける相場というのがテクニカル分析が効きづらい相場になります。
そのため、テクニカル分析が効きづらい相場は避けてテクニカル分析が効きやすい相場を狙いましょう。
なお、テクニカル分析が効きやすい相場とは、大衆心理が働いている相場です。
◆大衆心理が働いている相場とは?
多くのトレーダーがエントリーしており、価格が大きく動いている相場
世界中のトレーダーは確実にテクニカル分析の知識を習得しており、同じような場面でエントリーをおこなっています。
だからこそ多くのトレーダーが意識する場面だと価格が反応するというわけです。
つまり、トレーダーが多くエントリーしており、相場が大きく動いている相場だとそれだけトレーダーの意識が平均化されやすく相場は規則的に動きやすくなります。
値動きが少ない相場だと大衆心理が働かずテクニカル分析が効きづらくなるので注意してください。
トレード手法の選び方を知る
初心者の場合、手法の構成を理解しやすいシンプルな手法を選ぶことが重要です。
複雑な手法を利用してしまうと、どのポイントでエントリーをすれば良いかの把握はもちろん、手法が意図するタイミングを見つけることも困難になります。
また複雑な手法になるとチャート画面が煩雑になりがちです。
複雑なチャート画面では初心者は相場分析が難しくなるため、出来るだけシンプルな手法を選びましょう。
デモ検証の結果、自分にとって使いやすいことを確認する
デモトレードを用いて現在のリアルタイムの相場で手法が運用できるか、勝率が保てるかを確認してください。
このようなリアルタイムで手法を検証する方法を「フォワードテスト」と呼び、勝てる手法を構築していくうえでは非常に重要です。
まずはデモトレードで練習をおこない、自分がその手法を使った時に相場状況の把握ができるか学びましょう。
なお、デモトレードからリアルトレードに移行する際は様々な注意点があります。
以下の記事で詳しく解説しますので、参考にしてください。
自分のスタイルに合った手法を選ぶ
個人のトレードスタイルに合わない手法を選んでも、効果的なトレードは難しいです。
自分の性格や時間の制約に合わせたトレード手法を選び、トレードのスタイルに合わせた結果を出せるようにしましょう。
例えば、非常にせっかちですぐ熱くなってしまうという方は1分取引などの超短期取引は向きません。
まともに根拠も重ねずに次々とエントリーしても勝てませんので、焦らず取引が出来る5分取引を選ぶべきです。
自分の性格上の特性なども加味しながら手法を選んでいきましょう。
リスク管理の重要性と具体的な方法について
バイナリーオプションのトレードでは、リスク管理が非常に重要です。十分にリスクを把握し、トレードにおける損失を最小限に抑えるための具体的な方法をお伝えします。
資金管理を徹底する
トレードの際には、自身の資金状況を明確に把握し、リスクを最小化するための資金管理を徹底しましょう。
予めトレードに割り当てることのできる資金を設定し、その範囲内でのトレードに専念することが重要です。
メンタル管理を徹底する
トレードは冷静な判断力が求められます。
感情的にならず、計画通りにトレードすることが重要です。
どれだけ優秀な手法を使ったとしても、メンタルを崩してしまうと適切な判断が出来ずに負けてしまいます。
鉄板手法を生み出すためにもメンタル管理は徹底してください。
鉄板手法を生み出す相場分析法
相場分析の精度を上げるためには、現在の相場がどのような状況になっているのかを判断することが重要です。
ダウ理論でトレンドの構成を把握する
ダウ理論は、株式市場のトレンド分析手法の一つであり、主にチャールズ・ダウ氏によって提唱されました。
簡単に言うと「相場の値動きには癖がある」という事を解説した理論です。
株式投資の世界でスタートした理論ではありますが、現在では世界中のトレーダーが活用している理論であり、価格の形成はダウ理論に従っておこなわれるケースが多いので、バイナリーオプションにおいても非常に有効だと言えます。
- 世界中のトレーダーが意識している
- チャートには世界中の投資家の「大衆心理」が反映される
- 価格の形成はダウ理論に従っておこなわれる
ダウ理論は以下の基本原理と特徴を持っています。
- 平均はすべての事象を織り込む
- トレンドは短期・中期・長期の3つに分類される
- 主要なトレンドは3つの段階から形成される
- 平均は相互に確認される必要がある
- トレンドは出来高でも確認される必要がある
- トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
ダウ理論を学ぶことでトレンドの構成を理解することが出来ますので、ぜひ学んでみてください。
なお、ダウ理論については以下の記事で詳しく解説しています。
MTF分析で複数の時間軸から相場状況を判断する
取引の精度を上げるためには取引をしている時間足だけではなく、複数の時間足を見ていく必要があります。
例えば短期足では下落トレンドだと思ってみていたとしても実は長期足で見た時には上昇トレンドの最中だったということが起こりうるからです。
つまりこの場合だと再度上昇するタイミングを狙ってHighエントリーをした方が根拠が高かったというわけです。
このように複数の時間足を見ることで相場全体の流れが分かり、より根拠が高いトレードをすることが出来ます。
複数の時間足を見て相場を分析していく手法を「MTF分析」と呼び、バイナリーオプションで勝つための戦略として非常に有効です。
MTF分析は長期足から短期足にかけて順番に見ていく手法ですので、バイナリーオプションで活用するのであれば4時間足→1時間足→15分足→5分足といったように見ていくことをおすすめします。
MTF分析を含め様々な戦略が考えられますので、以下の記事で学んでみてください。
バイナリーオプション鉄板手法を順張り・逆張りで紹介
次に鉄板手法のベースとなり得る手法を順張り・逆張りに分けて紹介します。
鉄板手法を組み立てる上で参考にしてください。
移動平均線を利用した順張り手法
取引条件は以下の通りです。
◇取引条件
- エントリースタイル:順張り
- 使用するインジケーター:移動平均線・RCI
次に移動平均線とRCIの設定値を見ていきましょう。
◇インジケーターの設定
- 移動平均線
短期線:20
中期線:50
長期線:200
※その他はデフォルト
- RSI
短期:9
中期:26
長期:52
※RCIはMT4に入っていないので、ネットでRCIもしくはSpearmanRankCorr(RCIの元)をダウンロードして下さい
手法のやり方ですが、以下の2ステップです。
◇手法のやり方
①長期線がトレンド(傾いている)ことを確認
②RCIが+−100付近から反発していることを確認
③短期線・中期線・長期線に対して反発したことを確認
→エントリー
移動平均線をサポートライン・レジスタンスラインとして利用する手法です。
RCIで反発のタイミングを予測することで騙しにあいにくくなっています。
移動平均線とRCIについては以下の記事で詳しく解説していますので是非見てみてください。
RSIを利用した逆張り手法
取引条件は以下の通りです。
◇取引条件
- エントリースタイル:順張り
- 使用するインジケーター:CCI、RSI
次にCCIとRSIの設定値を見ていきましょう。
◇インジケーターの設定
RSI
期間:14
※その他はデフォルト
CCI
期間:14
※その他はデフォルト
手法のやり方ですが、HighエントリーとLowエントリーで分けて解説します。
◇Highエントリーのやり方
①RSIが70%を超えた
②CCIが200以上
◇Lowエントリーのやり方
①RSIが30%を超えた
②CCIが-200以下
CCIはエントリーチャンスが多い分騙しにも遭いやすいインジケーターです。
その特性を逆に考えればCCIが一定の数値を超えている場合は価格が伸びやすいということになります。
そのタイミングでRSIも70、30を超えていればその分順張りのタイミングとして利用しやすいということになりますのでぜひ意識してやってみてください。
なお、RSIとCCIについては以下の記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。
鉄板手法を生み出すために必要な時間帯への意識
為替相場は24時間動いていますが、それぞれ主役となる時間帯(昼の時間帯)がどの国七日によって値動きが異なります。
時間帯別に相場の値動きの特徴を理解して、自分が取引をする時間帯にはどのような特徴があるのか必ず把握しておきましょう。
まとめ
今回の記事では、バイナリーオプションの鉄板手法について解説しました。
相場全体の知識を学び正しい相場分析をおこなったうえで、手法を運用すればその手法はあなたにとっての鉄板手法になり得ます。
なお、バイナリーオプションで相場全体の知識を学びたいのであれば僕の執筆した「世界一わかりやすいバイナリーオプション入門書」がおすすめです。
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