バイナリーオプションで稼げるインジケーターの組み合わせ方を徹底解説！

バイナリートレーダーの武田雄太です。

今回はインジケーターの使い方や効果的な組み合わせがわからないと悩んでいる人に向けて、インジケーターの、基本的な使い方や特徴、設定方法、効果的な組み合わせについて解説します。

この記事を読めばバイナリーオプションのインジケーターについての理解が深まり、トレードに役立てることができます。ぜひ最後まで読んで学んでください。

なお、この記事の理解を深めるために僕が執筆した「世界一わかりやすいバイナリーオプション入門書」も合わせて読むことをおすすめしています。（今なら下のボタンから無料でプレゼントしています。）

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バイナリーオプションにおけるインジケーターの基本

インジケーターとは、チャート上に表示され、過去の市場データや数学的な計算などを基に、将来の価格変動を予測します。

トレーダーはインジケーターから提供される情報を元に、売買のタイミングや方向性を判断します。

また、インジケーターは大きく分けて以下の2種類に分類されます。

まずはトレンド系インジケーターとオシレーター系インジケーターにどのような種類があるか確認していきましょう。

バイナリーオプションで使えるトレンド系インジケーター3選

トレンド系インジケーターは、市場のトレンドを分析し、上昇トレンドや下降トレンドなどの傾向を示します。

簡単に言えば相場の流れを読むことに特化したインジケーターです。

バイナリーオプションでは主に以下のトレンド系インジケーターが利用されます。

移動平均線

移動平均線とは、設定した期間の終値の平均値を1本の線で繋ぎ合わせて表示するインジケーターです。

長期的な傾向を見ることができるため、トレンドの傾向を判断することを得意としています。

主にローソク足との位置関係によって相場の状況を把握していきましょう。

上記の基本的な考えを用いた移動平均線の詳細な使い方については以下の記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にして下さい。

バイナリーオプション移動平均線の使い方や勝てる手法を徹底解説！バイナリーオプションにおいて最も利用されているインジケーター「移動平均線」について基本的な見方から具体的な手法まで詳しく解説します。この記事を読めば移動平均線を使いこなし、バイナリーオプションの勝率を上げることができるはずです。...

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドとは移動平均線を応用したインジケーターで、移動平均線の上下に価格の値動きを予測する「バンド」が入ったインジケーターです。

ボリンジャーバンドでは移動平均線から乖離させた±2σ・±3σを利用して相場の値動きを予測します。

統計上ボリンジャーバンドの±2σ・±3σには上記の確率で収まると言われているんです。

初心者であれば単純にバンドにタッチをすれば反発するのでは？と思いがちですが、以下のスクイーズとエクスパンションという考え方も必要になります。

このようにボリンジャーバンドには価格の動きに合わせて縮小・拡大する特性があるため、バンドにタッチしたからといって必ずしも反発するわけではないということです。

これらの要素を踏まえてボリンジャーバンドでは様々な使い方を考えていく必要があります。

詳しい内容については以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。

バイナリーオプションのボリンジャーバンド攻略法！基礎から手法解説バイナリーオプションで人気のある「ボリンジャーバンド」を使ったバイナリーオプションの攻略法を解説します。この記事を読めば基本的なボリンジャーバンドの使い方がわかるうえに、実践的な攻略手法までを解説するので初心者でもボリンジャーバンドを使いこなし、バイナリーオプションで勝つことができるようになります。...

一目均衡表

一目均衡表とは、日本人投資家一目人氏が開発したトレンド系インジケーターです。

なお、5本の線はそれぞれ、

と呼ばれており、「雲」と呼ばれるのは先行スパン1と先行スパン2の間になります。

一見複雑そうに見えるのですが、それぞれの線の使い方さえ覚えておけば相場の流れを簡単に掴めるようになる非常に優秀なインジケーターです。

以下の記事で初心者にも分かりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

バイナリーオプションで一目均衡表「雲」の使い方から攻略手法を解説！難しいと思われがちな一目均衡表について初心者でも使いこなせるように「基本的な使い方」から「他のインジケーターを組み合わせた応用手法」まで詳しく解説します。この記事を読めば一目均衡表を使ったことがない方でも、一目均衡表について理解することができるうえにすぐに使いこなせるようになるでしょう。...

バイナリーオプションで使えるオシレーター系インジケーター3選

オシレーター系インジケーターは、市場の過熱状態や転換点を示すために使用されます。

簡単に言えば「買われすぎているからそろそろ下落方向に反発するだろう」「売られ過ぎているからそろそろ上昇方向に反発するだろう」という考え方で反転の可能性が高い場面を探るために用いられます。

バイナリーオプションでは主に以下のオシレーター系インジケーターが利用されます。

MACD

MACDはトレンドの転換点を示すインジケーターです。

移動平均線を使用して相場の乖離を計算し、トレンドの変化を予測します。

MACDは「MACD線（ヒストグラム）」と「シグナル線」の2つの線で構成されているインジケーターです。

MACDはこの2つの線の位置関係によって相場の転換点を探っていくことになり、順張りでも逆張りでもエントリーの根拠に出来る非常に優秀なインジケーターです。

ぜひ以下の記事で詳しく学んでみてください。

バイナリーオプションMACD完全攻略！基本から稼げる手法を解説！バイナリーオプションでよく使われるMACDについて基本から応用的な使い方までを徹底解説します。MACDは相場の流れを把握するという使い方から実際のエントリーポイントを見つけるという使い方まで幅広い使い方ができる万能なインジケーターなので使わない手はありません。この記事を読めばそんなMACDを使いこなせるようになります。...

RSI

RSIは相場の過買い・過売り状態を示すインジケーターです。

RSIは0%〜100%の範囲で値動きを示すインジケーターなので、目安として「30%を超えたら売られすぎ」「70%を超えたら買われすぎ」と判断することが多いです。

そのため逆張りにおいて利用する際は以下のように利用します。

これはあくまで基本的な使い方になるので、これだけを根拠にエントリーすべきではありませんが、根拠の1つとして覚えておきましょう。

なお、その他の使い方については以下の記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。

バイナリーオプションのRSI完全攻略法！稼げる実践的手法を解説！この記事ではバイナリーオプションの世界で必須と言える「RSI」の基本的な使い方から実践的な使い方までを解説しています。RSIでよく使われる逆張り手法だけでなく、順張り手法も解説しているのでどのようなトレードスタイルの方もこの記事を読めばRSIを使いこなせるようになります。...

ストキャスティクス

ストキャスティクスもRSI同様に相場の過買い・過売り状態を示すインジケーターです。

ストキャスティクスが80%を超えている場合は「買われすぎ」20%を超えている場合は「売られすぎ」を示します。

ただし、ストキャスティクスには大きく分けて2つの種類があり、どちらを使うかでエントリー方法が変わってきます。

• ファストストキャスティクス：「%K」と「%D」という2本のラインで構成
• スローストキャスティクス：「%D」と「S%D（スロー%D）」という2本のラインで構成

このようにストキャスティクスには、

• %K
• %D
• S%D

という3つのラインがあり、それぞれを組み合わせたものを、

• ファストストキャスティクス
• スローストキャスティクス

と呼び、どちらを使うかを選定してく必要があります。

ただし、バイナリーオプションでは基本的にファストストキャスティクスは、値動きに対する反応が早すぎるため、信頼性に欠けるので、スローストキャスティクスが利用されます。

ストキャスティクスについては以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

バイナリーオプションにおけるストキャスティクスの特徴や攻略法を徹底解説！バイナリーオプションで必須のインジケーターであるストキャスティクスについて初心者でも理解できるように基本的な使い方の解説をおこなうのはもちろん、実践的な勝てる手法やエントリーにおける注意点も詳しく解説しています。この記事を読めばストキャスティクスを使いこなし勝率アップを目指すことができるはずです。...

バイナリーオプションにおけるインジケーターの設定方法

次にインジケーターを使うための設定方法を解説します。

なお、インジケーターを使うためにはMT4という無料のチャートソフトが必要になりますので、ダウンロードしていないという方はぜひダウンロードしておいてください。

バイナリーオプションのMT4をダウンロードする方法！簡単3ステップで解説ハイローオーストラリアを利用しながらテクニカル分析をしようと思うと、必ず「MT4」というチャートソフトが必要となります。 この記事では、MT4のダウンロード方法を初心者でも分かりやすいように3ステップで解説していきます。...

挿入からインジケーターを挿入する

まずは、「挿入」→「インディケータ」を選択します。

すると下記のようにインジケーターの種類が表示されるので好きなインジケーターのジャンルを選択してください。

各ジャンルからインジケーターを選ぶと挿入は完了します。

ナビゲーターから挿入する

上部メニューの「表示」→「ナビゲーター」をクリックしてください。

ナビゲーター上から挿入したいインジケーターをチャート画面にドロップアンドドラッグドラッグすれば、チャート上にインジケーターを挿入することができます。

オリジナルインジケーターを追加する

MT4に最初から入っていないインジケーターを使いたい場合は、MT4内に一度インストールをする必要があります。

まずは、上部メニューの「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリックしましょう。

すると以下のような画面が開きますので、「MQL4」→「indicators」を開いて下さい。

開いたらその「indicators」の中にインジケーターファイル（〇〇.ex4）を入れて下さい。

その後、再起動すれば、「挿入」→「カスタム」から追加したインジケーターを挿入することができます。

挿入したインジケーターの設定を変更する方法

次に表示させているインジケーターの設定を変更する方法を解説します。

設定をしたいインジケーターの上でダブルクリックをしてください。

するとインジケーターの設定画面が開きますので、設定を変更してください。

表示したインジケーターを削除する方法

次に表示したインジケーターを削除する方法を解説していきます。

まずは「チャート」→「表示中のインディケータ」をクリックしてください。

 

すると以下の画面が表示されますので、削除したいインジケーターを選択して「削除」をクリックしてください。

バイナリーオプションインジケーターの効果的な組み合わせ方

今回紹介したインジケーターの組み合わせの例を紹介します。

移動平均線とRSIの組み合わせ

取引条件は以下の通りです。

次に移動平均線とRSIの設定値を見ていきましょう。

手法のやり方ですが、以下の2ステップです。

MACDとRSIの組み合わせ

取引条件は以下の通りです。

次にMACDとRSIの設定値を見ていきましょう。

手法のやり方ですが、HighエントリーとLowエントリーで分けて解説します。

RSIで反発しそうかどうかを判断してMACDのゴールデンクロス・デッドクロスでエントリーポイントを絞っています。

一目均衡表と移動平均線の組み合わせ

取引条件は以下の通りです。

次に移動平均線と一目均衡表の設定値を見ていきましょう。

手法のやり方ですが、以下の通りです。

トレンド相場でエントリーのチャンスとなる「押し目買い・戻り売り」のチャンスを一目均衡表を使って判断していきます。

また、トレンドが出ているということを確実に判断するために移動平均線がパーフェクトオーダーになっていることを確認してください。

ストキャスティクスとボリンジャーバンドとRSIの組み合わせ

取引条件は以下の通りです。

次にストキャスティクス、ボリンジャーバンド、RSIの設定値を見ていきましょう。

RSIの期間設定が7というと短すぎると思う方がいらっしゃるかもしれませんが、スローストキャスティクスには反応が遅れるという欠点があるので、RSIの期間を短くすることで補うことができるというわけです。

また、エントリー条件は以下の通りです。

ストキャスティクスだけでは、ダマシにあって負けていた場所もRSIとボリンジャーバンドを重ねることにより安定して勝つことができています。

インジケーターを組み合わせる時の注意点

インジケーターを組み合わせるうえで最も注意しないといけないことは「インジケーターを入れすぎてチャートの視認性が下がる」ということです。

上記のように非常に多くのインジケーターを入れた場合、実際にローソク足がどのような値動きをしているか分かりづらくなり、基本となるローソク足を使ったテクニカル分析が難しくなります。

インジケーターも重要ですが、まずはローソク足を使った相場分析というのが第一ですので、インジケーターに頼りすぎないように注意してください。

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まとめ

今回の記事では、バイナリーオプションのインジケーターについて基本からおすすめの組み合わせについて解説しました。

インジケーターの使い方やパラメーターの設定にも注意し、使いこなすためには練習が必要です。

また、各インジケーターを使いこなすためには相場全体の知識を学び正しい相場分析をおこなう必要があります。

バイナリーオプションで相場全体の知識を学びたいのであれば僕の執筆した「世界一わかりやすいバイナリーオプション入門書」がおすすめです。

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