- 口座資金1万円から稼げるのかが分かる
- 口座資金1万円でバイナリーオプションをするリスクが分かる
- 口座資金1万円で勝つ条件が分かる
バイナリートレーダーの武田雄太です。
バイナリーオプションを始める上で、元手になる資金があまり無く「口座資金1万円」から取引を始めたいという方は少なくありません。
そこで今回の記事ではプロトレーダーの目線から口座資金1万円から始めた場合、本当に稼ぐことが出来るのかを解説していきます。
口座資金1万円から始めた場合に稼ぐ方法も合わせて解説しますので、元手の資金が無いもののバイナリーオプションで稼ぎたいという方はぜひ参考にしてください。
なお、この記事の理解を深めるために僕が執筆した「世界一わかりやすいバイナリーオプション入門書」も合わせて読むことをおすすめしています。(今なら下のボタンから無料でプレゼントしています。)
口座資金1万円から始めるリスク
まず結論から言うと、口座資金1万円からバイナリーオプションを始めるのは非常にリスクが高いです。
ハイローオーストラリアの場合
バイナリーオプションの世界で最も人気のある業者「ハイローオーストラリア」を利用した場合を例に考えていきましょう。
ハイローオーストラリアでは最低エントリー金額が「1,000円」に設定されています。
そのため、口座資金1万円から始めた場合は、エントリー金額が口座資金の「10%」になるんですね。
口座資金に対してエントリー金額が多すぎるということは、すなわち「リスクが高い」ということになります。
エントリー金額は口座資金の2%の固定すべき
では、本来どれくらいのエントリー金額でエントリーをするのがベストかと言うと、バイナリーオプションで重要とされている資金管理の観点では「口座資金の2%」がベストになります。
◇口座資金の2%がベストの理由
掛け金を口座資金の2%に設定している理由は、2%の掛け金であればどれだけ連敗したとしても口座資金を完全に溶かすということがあり得ないからです。
バイナリーオプションは二択の投資であるため、勘で取引をしたとしても最終的に勝率50%に収束します。
もちろん、50%の勝率では利益が出ないのですが、50%の勝率に収束する以上、2%の資金でエントリーをしていれば、口座資金を溶かす前に勝てるトレードが発生し、50%の勝率に収束することで完全に口座資金を溶かすところまで資金を失わなくても済むんです。
そして、口座資金の2%がベストということは、5万円あってはじめて1,000円のエントリーができるということです。
◇計算式
エントリー金額 ÷ 0.02 = 口座資金
※今回の例だと1,000 ÷ 0.02 = 50,000円
本来は口座資金5万円で資金を運用するのがベストにも関わらず、口座資金を1万円しか入れずに運用するというのは非常にハイリスクだということがお分かり頂けると思います。
まずは口座資金1万円からバイナリーオプションで稼いでいくのは非常にハイリスクだということを覚えておいてください。
口座資金1万円で1,000円の掛け金は非常にリスクが高い
なお、資金管理についてよく分からないという方は以下の記事で詳しく解説していますので、ご覧ください。
口座資金1万円から始めるのはハイリスクハイリターン
ただし、口座資金1万円から稼ぐのがただハイリスクなだけかと言われるとそうではありません。
ハイリスクな分「ハイリターン」でもあるんです。
口座資金5万円と1万円で以下の条件で取引をしたとします。
◇条件
ペイアウト率:1.85倍
エントリー金額:1,000円
勝敗:10勝6敗(勝率60%)
利益:1,100円
※勝ち850円 × 6 = 5,100円
負け1,000円 × 4 = 4,000円
この場合利益が1,100円出ているので、口座資金が5万円であれば口座資金の「2.2%」が増えたことになります。
例えば、これが口座資金1万円からの場合だと「11%」もの資金が増えたことになるんです。
このように口座資金1万円で取引をするというのはハイリスクな分だけ大幅に資金を増やせる「ハイリターン」な取引だということです。
つまり、リスクが高いことを理解し、取引の方法さえ気をつければ1万円から取引をするというのは資金を大幅に増やすという点で非常に有効だと言えます。
口座資金1万円で取引は非常にハイリスクハイリターン。
運用方法さえ気をつければ資金を大幅に増やすことが出来る。
口座資金1万円から勝つために必要なこと
では、実際に口座資金1万円で取引がしたい場合はどのように取引をしていけば良いのでしょうか?
1万円で取引をするために必要な要素は以下の3つです。
- 連敗を避ける
- メンタル管理を徹底する
- マーチンをしない
連敗を避ける
口座資金1万円で取引をする場合、一番やってはいけないのは「連敗する」ということです。
仮に5連敗するようなことがあったら、口座資金の半分を失うことになります。
どのような優秀なトレーダーでも3連敗程度ならしてしまう可能性がありますが、それを上回る資金の大半を失うような大型連敗だけは絶対に避けるようにしてください。
当然ですが、バイナリーオプションはギャンブルではありませんので、大型連敗を避けるためには勝てる手法を身につける必要があります。
僕が紹介している手法については以下の記事でまとめて紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
資金の大半を溶かす大型連敗は避ける
メンタル管理を徹底する
口座資金1万円で取引をする場合、連敗が続くと資金がすぐに無くなってしまうというプレッシャーの元で取引をすることになるので、メンタルを崩しやすいです。
また、ただでさえメンタルを崩しやすい状態で実際に連敗をしてしまったら、確実にメンタルを崩してしまいます。
そして、メンタルを崩すと「手法」や「資金管理」といった自分で決めたルールを守れなくなってしまうので、さらなる連敗を引き起こし、あっという間に1万円が溶けてしまうんです。
ただし、先ほどお話ししたように3連敗程度の少ない連敗であれば、どれだけ優秀なトレーダーだったとしても負けてしまう可能性があります。
小規模な連敗をした場合にメンタルを崩さないようにメンタル管理をおこない、大型連敗を避けるようにしましょう。
メンタル管理については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
大型連敗を避けるためにメンタル管理を徹底する
自分の手法に自信を持つ
メンタルを崩さないためには「自分の手法に自信を持つ」ことが重要です。
例えば、自分の手法の勝率が何%かも分からない状態では、負けが続くと疑心暗鬼になってしまいメンタルを崩してしまいます。
そこでおすすめなのが「自分の手法の勝率を検証する」ということです。
デモ取引で自分の手法を検証し、2週間程度の一定期間で60%以上の勝率が出ることを確認したうえで取引に臨んでください。
そうすることで、「自分の手法であればどれだけ負けても最終的に勝率60%に収束するから大丈夫だ」という気持ちで取引をすることが出来るのでメンタルを崩しにくくなります。
なお、手法に自信を持つために非常に重要なのが「テクニカル分析」を用いて適切な相場分析をすることです。
以下の記事でテクニカル分析について詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。
マーチンをしない
口座資金1万円で勝ちたいのであれば「マーチンゲール法(以下マーチン)」の使用は避けるようにしてください。
マーチンゲール法は負けたら次の取引で、前回の取引金額の倍額でベットする手法。
予想が外れてしまった場合でも、次の取引で倍額をかけるため、負けた分を一気に取り返せるという仕組み。
マーチンを利用すると、口座資金があっという間に溶けてしまう可能性があるので、ただでさえ少ない口座資金1万円とは相性が悪いんです。
以下マーチンを失敗し続けた場合の損失額になります。
◇条件
- 掛け金:1,000円
マーチン回数 | 掛け金 |
1回目 | 2,000円 |
2回目 | 4,000円(損失計6,000円) |
3回目 | 8,000円(損失計14,000円) |
マーチン2回目の時点で損失額が6,000円となり、口座資金には4,000円しか残っていないため、マーチンを続けることが出来ません。
マーチンに失敗した結果、残るのは口座資金のわずか4割という資金になるので、非常に厳しい状態で取引を続けることになります。
口座資金が少ないとどうしても負けを取り返したくてマーチンをしたくなる人も多いかと思いますが、口座資金が少ないからこそマーチンを使うのは絶対にやめておいてください。
マーチンを使うと資金が溶ける可能性が高い
まとめ
今回は口座資金1万円から取引をする場合の取引方法について詳しく解説しました。
基本的にバイナリーオプションは自分でエントリー金額をコントロールすることによってローリスクに取引が出来るというのが大きなメリットです。
そのため、余剰資金があるのであれば最低でも5万円を用意してローリスクに取引を進めることをおすすめします。
ただし、どうしても口座資金が用意出来ず、1万円から取引をやりたいという方はリスクが高いということを理解したうえで、今回解説した3つのポイントを徹底してください。
- 連敗を避ける
- メンタル管理を徹底する
- マーチンをしない
上記の3つを徹底して出来るのであれば、口座資金1万円のハイリターンの恩恵を受け、1万円からでも十分に稼ぐことが出来るでしょう。
なお、この記事で解説したように安定して勝率を高めていくためには相場全体の知識を学ぶことが重要です。
相場全体の知識を学んで勝率を上げたい方は僕が執筆した「世界一わかりやすいバイナリーオプション入門書」を読むことをおすすめします。
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