- 両建てのやり方がわかる
- 両建て稼げない理由がわかる
- 両建てをすると口座凍結するという噂の真相がわかる
インターネット上でバイナリーオプションにおける絶対に負けない手法だと言われている「両建て」をご存知ですか?
HighとLowのどちらにもポジションを取ること
今回の記事では両建てについて基本的なやり方からメリット・デメリット、そもそも本当に両建てを使って勝てるのか?という内容まで踏み込んで解説しますので、両建ての使用を検討している人は必ず当記事を最後まで読むようにしてください。
なお、当記事で解説しているような内容について疑問がある方は無料で相談を受け付けていますのでぜひプロである僕に相談してください。
バイナリーオプションにおける両建てとは?
バイナリーオプション取引では基本的にポジションをHighとLowの両方に取ることを「両建て」と言います。
しかし、このままではどちらかのポジションは勝って、どちらかのポジションは負けてしまうので意味がありませんよね。
そこで組み合わせて利用されるのがハイローオーストラリアの「転売」です。
判定時刻が来る前に損益を確定させることが出来る機能
ハイローオーストラリアの転売を利用した両建てのやり方
ハイローオーストラリアの転売を利用した両建ての方法は以下の通りです。
- HighとLowの両方でポジションを取る
- High/Lowのどちらかに動いた場合→転売して利確
- 残ったポジションの範囲まで来るのを待ち到達すれば利確、到達しなければ損切り
利確:転売をして利益を確定させること
損切り:転売をして損失を確定させること
値動きがない相場では、残されたポジションの範囲に値動きすることはまずありませんが、値動きのある相場であれば片方のポジションを利確した後に残されたポジションを利確することも可能でしょう。
これが巷でよく語られている両建ての手法です。
なお、転売のやり方がわからないという方は以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
ハイローオーストラリアで両建てを使うメリット
ハイローオーストラリアで両建てを使うメリットは以下の通りです。
- 初心者にとってやりやすい
- 損失を最小限に止めることが出来る
初心者にとってやりやすい
両建ての基本的なやり方はHighとLowを同時に購入した後に、片方のポジションを転売することでコツコツと利益を出すというものです。
転売をするタイミングの難易度の高さはありますが、初心者でも比較的取り組みやすい手法であるのはメリットだと言えるでしょう。
損失を最小限に止めることが出来る
両建てではリスクを抑えた取引をすることになるので損失は最小限で済みます。
例えば、上昇トレンドが発生すると予測してに両建てをしていた場合に上昇トレンドが実際に発生すればLowのポジションを転売して損失を減らします。
一方で上昇トレンドが発生しなかった場合はHighのポジションを転売して損失を減らしていくので、単発トレードで負けた場合に比べれば損失を抑えやすいのはメリットでしょう。
ハイローオーストラリアのペイアウト率なら利益を出せる
ハイローオーストラリアのようなペイアウト率が高いバイナリーオプション業者であれば利益が相殺されたとしても多少の利益を残すことができます。
取引に慣れない初心者にとっては多少なり利益が残るのはメリットだと言えるでしょう。
なお、ペイアウト率について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
ハイローオーストラリアで両建てをするデメリット
ここまでハイローオーストラリアの両建てについて解説してきましたが、個人的にはデメリットの方が大きいと思っています。
両建てのデメリットは以下の通りです。
- ペイアウトが満期ではない
- 損切りをするのが難しい
- 相場の見極めが難しい
ペイアウトが満期ではない
そもそも転売を利用する以上、ペイアウトは満期ではなくなります。
少ないペイアウト率に加えて、場合によってはもう片方のポジションの損切りまで入ってくるので、よく考えてみると全く稼げていないんですね。
実際にデモ取引などで実践してみれば分かることですが、高いペイアウト率で利確をし、少ない損失でもう片方のポジションを損切り出来る状況というのはほとんどやってこないんです。
このような取引をするくらいであれば、損益分岐点を超える勝率を維持して普通に取引をしている方がよっぽど稼ぐことが出来ます。
なお、損益分岐点について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
損切りをするのが難しい
両建てをするうえで重要になってくるのが「損切り」です。
両方のポジションとも利確できれば良いですが、状況的に片方のポジションだけを利確して片方のポジションを損切りするという状況が大半でしょう。
この場合、大半の方はうまく損切りをすることが出来ません。
「後少し待てば利益が出る方向に動くんじゃないか…。」
このようなことを考えている間に取り返しがつかないことになっているというわけですね。
本来バイナリーオプションでは損切りは必要ないにも関わらず、あえて損切りをしてメンタルを崩す必要はありません。
FXは値動きの利幅で損益が確定するため、損切りをしないと際限なく損失が膨らんでしまいます。
一方でバイナリーオプションでは、判定時刻がくれば自動的に損益が確定するので損切りの必要はありません。
相場の見極めが難しい
両建てで勝つためには「値動きの大きな相場」を狙う必要があります。
値動きの小さな相場では両方のポジションともに負けてしまう可能性があるからです。
また、仮に利益が出る方向に動いたとして転売で利確をする場合、ペイアウトが1.00%を切ってしまうので意味がありません。
両建てを使う場合は必ず値動きが大きい相場かつレンジ相場を狙う必要がありますので、相場の見極めをするのが非常に難しいです。
いくら値動きが大きくてもトレンド相場ではもう片方のポジションの損失が大きくなってしまうので意味がありません。
あくまで値が戻ってくる可能性がある「レンジ相場」を狙う必要があります。
HighかLowを当てるという作業さえも難しいバイナリーオプションにおいて値が戻ってくるレンジ相場かつ大きく値動きをする相場を見極めるのは非常に難易度が高いですね。
ハイローオーストラリアでは両建ては禁止されている?
ハイローオーストラリアでは両建ては禁止されていません。
上記のように公式サイトでも明言されていません。
そのため、両建てを利用すること自体は決して悪いことではないと言えるでしょう。
両建てに潜む口座凍結のリスク
両建て自体は禁止されていないとは言え、ハイローオーストラリアでは両建てをすると口座凍結になるリスクが高いと言われています。
その理由は以下の通りです。
- 両建てはスキャルピングに近い
- 両建ては自動売買を疑われる
- 両建てをパーレー法と合わせて利用して凍結
両建てはスキャルピングに近い
ハイローオーストラリアではサーバーに負担がかかるスキャルピングを禁止しています。
スキャルピングとは?
1日に数十回〜数百回の取引を繰り返す手法
スキャルピングの代表例として「連打法」がありますが、両建ては続け様にHighとLowポジションを取るので結果として連打になります。
そのため、両建てをやることでスキャルピングとみなされ凍結される可能性が高くなるんです。
禁止行為にあたるとみなされれば凍結されるのも当然でしょう。
両建ては自動売買を疑われる
ハイローオーストラリアで両建てをすると連続でポジションを取る動きが自動売買に近い動きとして判断されやすくなります。
そしてハイローオーストラリアでは「自動売買」が禁止されており、利用規約にも記載されています。
システムが全自動で取引をしてくれるツール
なお、ハイローオーストラリアの規約は以下の通りです。
稼げる可能性の低い手法を使って、口座凍結するというのは非常に馬鹿らしいですよね。
確実に口座凍結をするとは言い切れませんが、リスクがある以上避けておくのが賢明だと言えます。
両建てをパーレー法と合わせて利用すると凍結しやすい
両建てを使用する人はパーレー法を利用する人が多いです。
パーレー法はカジノの中でも勝率が50%のルーレットやブラックジャックで使われる手法で、勝つたびに掛け金を倍にしていく手法です。
マーチンゲール法に似ている手法ですが、負けた場合に掛け金を倍にするマーチンと比較すると勝つたびに掛け金を倍にするという点で違います。
マーチンを含め、パーレー法を利用している人は口座凍結しやすくなります。
そのため、パーレー法と両建てを同時にしていると両建てが持つ自動売買やスキャルピングの要素と合わせて凍結しやすくなります。
ハイローオーストラリアで両建て以外におすすめの手法は?
ハイローオーストラリアで本気で勝ちたければテクニカル分析を用いて相場分析をおこない、適切に勝てるタイミングでのみエントリーをしていく必要があります。
そのうえで正しい資金管理とメンタル管理をおこなうことで利益を積み重ねていくことが出来ます。
勝てないトレーダーほど両建て手法といった「攻略法」を探しがちであり、本当に勝っているトレーダーはそのような攻略法を探すことはありません。
ここでは1つ相場分析の例を解説しますので、本気でバイナリーオプションで勝ちたいのであればこのような取引をしなければいけないということを知っておいてください。
ボリンジャーバンドとMACDを使った順張り手法
まず相場の分析は以下のようにおこないます。
◇分析
トレンド相場で一時的に価格が上昇する場面を狙う
例)上昇トレンドの場合、高値に達して価格が下落するタイミングを狙う
次にインジケーターを設定します。
◇インジケーターの設定
ボリンジャーバンド
期間:20
※その他はデフォルト
MACD
短期EMA:12
長期EMA:26
シグナル:9
※その他はデフォルト
条件に合った相場を見つけたら以下の方法でエントリーをおこないましょう。
◇Highエントリーのやり方
①エクスパンションを確認
②MACDがゴールデンクロス
→エントリー
◇Lowエントリーのやり方
①エクスパンションを確認
②MACDがデッドクロス
→エントリー
上記の画像のように価格が大きく上昇した後、一時的に価格が下落するタイミングを狙っていきます。
そのため、価格が伸びている(トレンド相場に近い)場面を見つけてエントリーをしていくことで勝ちやすくなります。
まとめ
今回は巷で勝てる手法として噂されている「両建て手法」について詳しく解説しました。
両建て手法は確かにうまく活用すれば負けずに利益を出せるかもしれませんが、、実際利益を出すためには損切りや正しい相場分析など非常に難易度が高い手法なので、まずおすすめすることは出来ません。
両建て手法を使うくらいであれば、正しい知識を学び正攻法で取引をする方がよほど稼げる可能性が高いです。
なお、正しい知識を学び正攻法で取引をするためには相場全体の知識を学ぶことが重要です。
相場全体の知識を学んで勝率を上げたい方は僕が執筆した「世界一わかりやすいバイナリーオプション入門書」を読むことをおすすめします。
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