- グッドマン法が何かわかる
- グッドマン法の使い方がわかる
- グッドマン法の使いたい人向けの攻略法がわかる
バイナリートレーダーの武田雄太です。
バイナリーオプションの世界ではカジノの手法が応用出来ると言われており、様々な手法が紹介されています。
最も有名な手法が「マーチンゲール法」ですが、マーチンゲール法の派生として紹介されている手法の1つに「グッドマン法」と呼ばれる手法があります。
今回の記事ではグッドマン法がどのような手法なのか、果たしてバイナリーオプションで利用すれば勝つことが出来るのが解説します。
グッドマン法について知りたいと考えている人はぜひ参考にしてください。
なお、この記事の理解を深めるために僕が執筆した「世界一わかりやすいバイナリーオプション入門書」も合わせて読むことをおすすめしています。(今なら下のボタンから無料でプレゼントしています。)
バイナリーオプションにおけるグッドマン法とは?
グッドマン法は別名1235法と呼ばれており、勝つために掛け金を増やしていく手法です。
勝つ度に掛け金を
1倍→2倍→4倍→5倍
と増やしていく手法
マーチンは負けた場合に掛け金を倍にしていきますが、グッドマン法では勝つたびに増やすていきますので逆になっています。
1000円でエントリーをしている場合であれば、勝てば2000円エントリーにして、さらに勝った場合は3000円、次に勝てば5000円にするというわけです。
グッドマン法の詳細なルール
グッドマン法のルールを詳細に解説すると以下の通りです。
勝った場合:1倍→2倍→4倍→5倍と掛け金を増やす
※最大5倍まで
※1倍→2倍→4倍→5倍の順番は変更しない
負けた場合:負けた時点で掛け金は1倍に戻す
勝った場合は掛け金が増えていくため、大きく利益を伸ばすことが出来ます。
一方で負けた場合は掛け金が最低額に戻るので低リスクで取引が出来るというわけです。
バイナリーオプションにおけるグッドマン法の使い方
グッドマン法のルールが分かったところで次に実際にバイナリーオプションでグッドマン法を使う場合のやり方を解説します。
当記事では計算がしやすいように以下の条件でシミュレーションします。
ペイアウト率:2.0倍
掛け金:1000円
勝率:60%(6勝4敗)
取引回数 | 勝敗 | 掛け金 | ペイアウト | 損益 |
1回目 | 勝ち | 1000円 | 2000円 | 1000円 |
2回目 | 勝ち | 2000円 | 4000円 | 3000円 |
3回目 | 勝ち | 3000円 | 6000円 | 6000円 |
4回目 | 勝ち | 5000円 | 10000円 | 11000円 |
5回目 | 負け | 5000円 | 0円 | 6000円 |
6回目 | 勝ち | 1000円 | 2000円 | 7000円 |
7回目 | 勝ち | 2000円 | 4000円 | 9000円 |
8回目 | 負け | 3000円 | 0円 | 6000円 |
9回目 | 負け | 1000円 | 0円 | 5000円 |
10回目 | 負け | 1000円 | 0円 | 4000円 |
一方で掛け金を変えずに1000円エントリーをした場合のシミュレーションを見てみましょう。
取引回数 | 勝敗 | 掛け金 | ペイアウト | 損益 |
1回目 | 勝ち | 1000円 | 2000円 | 1000円 |
2回目 | 勝ち | 1000円 | 2000円 | 2000円 |
3回目 | 勝ち | 1000円 | 2000円 | 3000円 |
4回目 | 勝ち | 1000円 | 2000円 | 4000円 |
5回目 | 負け | 1000円 | 0円 | 3000円 |
6回目 | 勝ち | 1000円 | 2000円 | 4000円 |
7回目 | 勝ち | 1000円 | 2000円 | 5000円 |
8回目 | 負け | 1000円 | 0円 | 4000円 |
9回目 | 負け | 1000円 | 0円 | 3000円 |
10回目 | 負け | 1000円 | 0円 | 2000円 |
同じ勝率60%ですが、最終的にはグッドマン法で取引をした場合の方が多く利益を残すことが出来ました。
もし負けたとしても次回は1000円エントリーから始めることが出来ます。
このようにグッドマン法はリスクを最小限に抑えて、大きな利益も狙える手法だと言えるでしょう。
グッドマン法のメリット
グッドマン法のメリットは以下の2点です。
- 連勝出来れば利益を最大化できる
- 連敗しても最低額の損失で済む
グッドマン法では連勝をして5倍まで持っていくことが出来れば一気に多くの利益を重ねることができるのが最大のメリットです。
また、連敗したとしても自分が掛けている最低限の掛け金が積み重なるだけなので非常に低リスクだと言えます。
メンタルが弱く連敗をした場合に資金が減っていくことに耐えられないという人にとっては最低限の損失で済むことは大きなメリットでしょう。
グッドマン法のデメリット
次にグッドマン法のデメリットを解説します。
- 連勝出来なければ利益が出ない
グッドマン法のデメリットは連勝出来ない場合は利益が出ないということです。
取引回数 | 勝敗 | 掛け金 | ペイアウト | 損益 |
1回目 | 勝ち | 1000円 | 2000円 | 1000円 |
2回目 | 勝ち | 2000円 | 4000円 | 3000円 |
3回目 | 負け | 3000円 | 0円 | 0円 |
4回目 | 勝ち | 1000円 | 2000円 | 1000円 |
5回目 | 負け | 2000円 | 0円 | -1000円 |
6回目 | 勝ち | 1000円 | 2000円 | 0円 |
7回目 | 負け | 2000円 | 2000円 | -2000円 |
8回目 | 勝ち | 1000円 | 2000円 | -1000円 |
9回目 | 勝ち | 2000円 | 4000円 | 1000円 |
10回目 | 負け | 3000円 | 0円 | -2000円 |
上記は先ほどのシミュレーションと同じく勝率60%の状態ですが、むしろマイナスで終わってしまっています。
このようにグッドマン法ではあくまで連勝出来なければ意味がなく、むしろ連勝出来ないくらいであれば損失を負ってしまう結果になります。
連勝出来なければ利益が出ないということは大きなデメリットでしょう。
バイナリーオプションでグッドマン法を使うべきか?
僕個人の考えとしてはバイナリーオプションでグッドマン法は使うべきではないと考えています。
なぜならデメリットが大きすぎるからです。
バイナリーオプションは損益分岐点さえ超えていれば資金が増えていくというのが本質的なメリットですが、損益分岐点の計算と稼ぐための本質を度外視したグッドマン法は稼ぐために足枷になる可能性が高いです。
一時的に連勝が出来たとしても、常に連勝をし続けるのは非常に難しいため、グッドマン法を使うくらいであれば損益分岐点を超える勝率を維持してエントリーをし続ける方が効率的だと言えるでしょう。
どうしてもバイナリーオプションでグッドマン法を使いたい方向け攻略法
最後にどうしてもグッドマン法を使いたいという方に向けて攻略を解説します。
連勝したら取引をやめる
グッドマン法では掛け金が5倍まで上がったタイミングで負けを引くのが最も損失を招く原因となります。
そのため、連勝出来たのであればその時点で取引をやめるという戦略は有効でしょう。
ペイアウト率が高い業者を利用する
そもそもペイアウト率が高くなければグッドマン法では連勝したとしても意味がありません。
そのため出来るだけペイアウト率が高いバイナリーオプション業者を利用することをおすすめします。
なお、僕のおすすめは「ハイローオーストラリア」です。
ハイローオーストラリアは長く日本人向けサービスを提供している信頼性の高さはもちろん、非常に高いペイアウト率を提供しています。
通常の取引でもハイローオーストラリア一択だと思いますが、グッドマン法を利用するのであればなおのことハイローオーストラリアがおすすめです。
資金に余裕を持つ
マーチンやグッドマン法は資金がない人ほど使いがちですが、実際は資金に余裕がある人の方が向いています。
特にグッドマン法は連勝出来ないまま取引をしていると損失が発生しがちです。
そもそも資金がない人では連勝できるタイミングまで取引を継続できず損失を取り返せなくなるのである程度資金に余裕を持って取引をしてみてください。
連勝できる手法を使う
グッドマン法は連勝を前提とした手法である以上、実際に連続して勝てるタイミングを狙ってエントリーをするのが一番です。
最後に1つトレンド相場における「ブレイクアウト」のタイミングを狙って連勝を目指す手法を紹介します。
まずは取引条件を確認していきましょう。
◇取引条件
- 通貨ペア:指定なし
- 相場環境:トレンド相場
- 時間足:1分足
- 取引時間:1分取引
トレンド相場でトレンドに従ってエントリーをしていく順張り手法です。
トレンド相場:値動きが一方向に向かって上昇下落していく相場状況。上昇している場合「上昇トレンド」下落している場合「下落(下降)トレンド」と言います。
順張り手法:値動きに逆らわず同一方向にエントリーをする取引をする手法。値動きに沿ってエントリーするため信頼性が高い。
実際のエントリーの手順ですが、以下の通りになります。
◇手法のやり方
- トレンド相場であることを確認
- 高値と安値が2回づつあることを確認
- 2つ目の高値・安値をローソク足が超えた次のローソク足でエントリー
-
STEP1トレンド相場であることを確認
トレンド相場であることを判断するために以下の条件が整っているかを確認しましょう。
◇トレンド相場の判断方法
上昇トレンド:常に高値が更新されていること
下落トレンド:常に安値が更新されていること
-
STEP2高値と安値が2回づつあることを確認
次の条件は高値と安値が2回づつあることになるので下の画像のように高値と安値があることを確認してください。
下記は上昇トレンドの場合です。
下記は下落トレンドの場合です。
-
STEP32つ目の高値・安値をローソク足が超えた次のローソク足でエントリー
下記の画像のように
上昇トレンドの場合は2つ目の「高値」
下落トレンドの場合は2つ目の「安値」
を超えた次のローソク足でエントリーをしてください。
そしてエントリー後は負けるまで連続エントリーをおこないます。
1分足の場合トレンド相場であれば「陽線と陰線が続きやすい」という傾向があるので、連続してエントリーをしていくことが可能です。
連打法とは違い、必ず判定が終わったタイミング(次足の頭)でエントリーをしてください。
この手法であれば勝てるときは大きく稼ぐことはできるうえに、負けた場合はそこでエントリーが終了するので資金を溶かしきるほど大負けすることはありません。
連打法よりも非常に安全かつリターンは連打法なみになりますのでぜひ試してみてください。
まとめ
今回はバイナリーオプションにおけるグッドマン法について解説しました。
グッドマン法は連勝さえ出来れば利益を伸ばしやすい手法ですが、連勝が出来ない場合はむしろ負けてしまうという手法です。
デメリットが大きいので基本的にはしっかりと資金管理をおこない掛け金を変えずに利益を積み上げていきましょう。
なお、着実に利益を積み上げていくためには相場における様々な知識を習得することが重要です。
僕の執筆した「世界一わかりやすいバイナリーオプション入門書」であればバイナリーオプションにおける基礎知識を習得することができるのでぜひ役に立ててください。
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