- おすすめのエントリータイミングがわかる
- エントリータイミングが分かりやすいインジケーターがわかる
- エントリータイミングがずれる危険な状況がわかる
バイナリートレーダーの武田雄太です。
バイナリーオプションはエントリータイミングで勝ち負けが左右されてしまうのでどのタイミングでエントリーをすれば良いか悩みを抱えている人も少なくないでしょう。
投資初心者にとっては、何より正しいタイミングで取引をおこなうことが大切です。
そこで、今回はバイナリーオプションのエントリータイミングについて解説します。
この記事を読めば、エントリータイミングの基礎知識やチャートの分析方法、経済指標の影響について理解できるようになります。ぜひ最後まで読んで、バイナリーオプションの取引に役立ててください。
なお、この記事の理解を深めるために僕が執筆した「世界一わかりやすいバイナリーオプション入門書」も合わせて読むことをおすすめしています。(今なら下のボタンから無料でプレゼントしています。)
バイナリーオプションでエントリータイミングが重要な理由とは?
バイナリーオプションで「決済までもう少し時間があれば…」「もう少し早くエントリーをしていれば…」とエントリーしたタイミングで悔しい思いをした人も多いのではないでしょうか?
バイナリーオプションは特定のタイミング(5分後に上がるか下がるかなど)における値動きを予測するため、例えばトレンド相場で順張りエントリーをするとして、以下のように全体の方向性が合っていたとしてタイミング次第では負けてしまうんです。
トレンド相場というのは一直線に価格が上昇下落するわけではなく、必ず上下しながら上昇下落をおこないます。
そのため、方向性の予測だけでなく実際に価格が再度伸びていくタイミングでエントリーをする必要があるんです。
トレンド相場の順張りであれば基本的には上記のように一度価格が下落・上昇して再度下落・上昇していく押し目買い・戻り売りの場面か価格が高値・安値を超えて伸びていくブレイクアウトを狙っていけばエントリータイミングを合わせやすいです。
これはあくまで一例ですが、このようにバイナリーオプションでは方向性の予測だけでなくどのタイミングでエントリーするかが非常に重要になるということを理解しておきましょう。
バイナリーオプション相場状況別おすすめのエントリータイミング
エントリータイミングを考える重要性がわかったところで実際に相場状況別におすすめのエントリータイミングを解説していきます。
- トレンド相場:ブレイクアウト
- トレンド相場:押し目買い・戻り売り
- レンジ相場:レジスタンスライン・サポートライン
- レンジ相場:レジサポ転換
トレンド相場:ブレイクアウト
トレンド相場で勝ちたいのであれば必ず狙いたいのが「ブレイクアウト」です。
トレンド相場の定義として挙げられるのが「直近の高値・安値を更新し続けていること」になるので高値・安値を更新したタイミングでエントリーをしていきます。
価格が急激に伸びているタイミングを利用するので、ローソク足が大きくなりやすくバイナリーオプションの負けにありがちな「同値負け」や「最後の最後で反対方向に動いた」といった負けを避けることができるのが特徴です。
バイナリーオプションで安定して勝つためには価格が大きく動くポイントを狙うというのが非常に重要なので、ぜひ意識してみてください。
トレンド相場:押し目買い・戻り売り
2つ目が一時的に価格が下落・上昇したタイミングでエントリーを仕掛ける「押し目買い・戻り売り」です。
そもそもバイナリーオプションにおいては順張りよりも逆張りの方がエントリータイミングを測りやすいです。
バイナリーオプションでは全体的な方向性ではなく、ピンポイントに価格が伸びるタイミングを見つける必要があるためローソク足が伸びるタイミングよりも反転(陽線→陰線、陰線→陽線)のタイミングを探す方が楽だから
押し目買い・戻り売りは全体的な方向性はトレンドに合わせているので価格がその方向に推移しやすいのに加えて直近の値動きに対しては逆張りになっているのでピンポイントに狙いやすいという特徴があります。
エントリーができるタイミングは多くないですが、その分根拠を重ねた取引をすることができるのでまずは押し目買い・戻り売りから取り組んでみるのが良いでしょう。
なお、今回解説したトレンド相場については以下の記事でより詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。
レンジ相場:レジスタンスライン・サポートライン
レンジ相場の場合はライントレードの考え方を用いて高値・安値の反発タイミングを狙っていきましょう。
ライントレードを用いて引いた高値のことを「レジスタンスライン」安値のことを「サポートライン」と呼び、相場で非常に意識されやすいタイミングになります。
レジスタンスラインサポートラインに達すると反発してくるかもしれないという意識を持っておくと逆張りのエントリータイミングを測りやすくなります。
レンジ相場:レジサポ転換
当然全てのタイミングでレジスタンスライン、サポートラインで反発するわけではなくラインを抜けてくる場合もあります。
このような場合はレジサポ転換という動きをする場合があり、レジサポ転換の場面ではまた反発を狙うことが可能です。
レジサポ転換とは以前までレジスタンスラインとして機能していたラインがサポートラインに変わる(下落の場合はサポートライン→レジスタンスライン)ことです。
上記の図を見て頂けるとかつてレジスタンスラインだったラインがサポートラインに変わっており、そのタイミングであれば反発を狙えることがわかると思います。
また、相場の方向性に合わせてエントリーができるのでトレンド相場における押し目買い・戻り売りに近い考え方になるのが特徴です。
レンジ相場においても相場の流れを意識してエントリーすると非常に勝ちやすくなるのでぜひ意識してみてください。
バイナリーオプションでエントリータイミングを判断しやすいインジケーター
エントリータイミングを測るうえで重要になるのがインジケーターの選定です。
特に使いやすいインジケーターを3つ紹介するのでぜひ活用してください。
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- RSI
移動平均線
1つ目は移動平均線で移動平均線を活用することでトレンドの方向性を判断することができるうえにライントレードの考え方で反発を狙うことも可能です。
トレンドの方向性を掴むというのはなんとなく理解できるかと思いますが、面白いのは2つ目のラインの代わりができるという点で、移動平均線自体が押し目買い・戻り売りのタイミングを教えてくれます。
トレンドの方向性も分かりエントリーのタイミングも教えてくれる移動平均線は非常に万能なのでぜひ活用してください。
なお、移動平均線の詳細な使い方については以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドを使えば未来を予測して今後の方向性を掴むことができます。
ボリンジャーバンドは必ずエクスパンション(広がる動き)とスクイーズ(収縮する動き)を繰り返すのでエクスパンションが続けば次はスクイーズが来る、スクイーズが続けば次はエクスパンションが来るという予測ができるんです。
また単純にボリンジャーバンドへのタッチというのは逆張りの根拠としても活用することができるので移動平均線同様に相場の方向性とエントリーのポイントを教えてくれるインジケーターとして活用できます。
ボリンジャーバンドにタッチすれば必ず反発するわけではないので安易にタッチ=エントリーという考え方はやめてください。
ボリンジャーバンドの使い方やバンドウォーク(タッチしたのにそのまま価格が伸びる現象)の回避法は以下の記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。
RSI
オシレーター系インジケーターであるRSIはエントリーのタイミングを判断するのに役立ちます。
RSIはオシレーター系インジケーターなので現在の価格が直近の相場に対して「買われすぎているか、売られすぎているか?」という考え方になっています。
なお、現在の相場が買われすぎ・売られすぎということは以下の2つの考え方をすることができます。
買われすぎ・売られすぎているのだからそろそろ価格が戻ってくるだろう
買われすぎ・売られすぎのだからさらに価格は勢いよく伸びるだろう
RSIと言えば1つ目の反発を狙う考え方が一般的ですが、実は2つ目の考え方をすることで順張りでも活用することができるんです。
逆張り・順張りのどちらでもエントリータイミングを判断することができるRSIは非常に有効なインジケーターですのでぜひ活用してください。
エントリータイミングがずれやすい危険な状況3選
最後にエントリータイミングがどうしてもズレてしまい負けてしまう危険な状況について解説します。
当項目で解説するような場面ではエントリーを避けるようにしてください。
- 経済指標発表時
- マーケットオープン
- 相場の値動きが少ない
経済指標発表時
経済指標は、経済の健全性や成長を示す数値です。
例えば、GDP(国内総生産)、失業率、消費者物価指数(CPI)などが一般的な経済指標です。これらの経済指標は国や地域の経済の状態や動向を示すため、投資家やトレーダーにとっては重要な情報源となります。
経済指標は定期的に発表されますが、経済指標の発表スケジュールを把握し、重要な指標の発表時には注意が必要です。
発表された経済指標は市場に即時に反映される場合がありますので、そこまでの相場の流れを一気に変えてしまいます。
経済指標発表の前後でのエントリーを避けることでエントリータイミングのズレを防ぐことができます。
マーケットオープン
相場の取引時間は大きく分けると以下の4つの時間帯に分けることができます。
海外ではサマータイムという制度が導入されており、夏と冬で市場のオープン時間が異なる
- ニューヨーク市場の夏時間 : 3月第2日曜日 ~ 11月第1日曜日
- ロンドン市場の夏時間 : 3月最終日曜日 ~ 10月最終日曜日
各市場が始まる時間帯は投資家が一気に取引を開始するため相場が荒れやすくなります。
確実にエントリータイミングを安定させたい場合は市場が始まるマーケットオープンの時間帯は避けてエントリーすることをおすすめします。
相場の値動きが少ない
相場分析(テクニカル分析)において値動きが少ない場面は天敵であり、エントリータイミングがズレやすくなります。
そのため、テクニカル分析を効きやすくしてエントリータイミングがズレないようにするためには大衆心理が働いている相場を狙いましょう。
◆大衆心理が働いている相場とは?
多くのトレーダーがエントリーしており、価格が大きく動いている相場
世界中のトレーダーは同じテクニカル分析の勉強をしているので、同じような場面を意識してエントリーをしています。
結果、多くのトレーダーが同じ場面でエントリーをすることで一定の法則の元、価格が反応するというわけです。
つまり、トレーダーが多くエントリーしている=多くの資金が相場に流れ込んでいる相場が大きく動いている場面になりますのでそのような場面を狙うとテクニカル分析が効きやすくエントリーポイントの判断が容易になります。
まとめ
今回の記事では、バイナリーオプションのエントリータイミングについて解説しました。
バイナリーオプションで成功するためには、エントリータイミングが重要です。
相場状況によってエントリータイミングは異なるので、まずは現在の相場状況がどのような状況なのかを判断するようにしましょう。
なお、バイナリーオプションで相場状況を判断するためには相場全体の知識を学ぶことが重要です。
僕の執筆した「世界一わかりやすいバイナリーオプション入門書」であれあ相場全体の知識を学ぶことができるのでぜひ活用してください。
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