- ハイローオーストラリアの1日取引の仕組みがわかる
- ハイローオーストラリアの1日取引の攻略法かわかる
- ハイローオーストラリアの1日取引における転売の使い方が分かる
バイナリートレーダーの武田雄太です。
ハイローオーストラリアでは多くの取引時間が用意されていますが、その中でも最も長い取引時間が「1日取引」です。
海外業者で取引をされている方は短期取引を目的としている方が多いと思いますので、1日取引をやったことがないという方も多いのではないでしょうか?
実は1日取引には1分や5分といった短期取引にない勝ちやすさがあり、短期取引が苦手という人でも意外と取引しやすいことが特徴です。
そこで当記事では1日取引について取引方法からメリットやデメリット、実践的な攻略法まで解説していきます。
この記事を読めば今まで1日取引をしたことがないという人でも1日取引ができるようになるでしょう。
まだハイローオーストラリアの口座開設をしていないという方は無料かつ約3分で完了しますので、この記事を読む前に完了しておくことをおすすめします。
なお、口座開設方法がわからない人向けに記事を用意していますので、確認しながら口座開設をしたいという方はぜひ役立ててください。

ハイローオーストラリアの1日取引とは?
ハイローオーストラリアの1日取引とは4種類の取引方法の中で「HighLow」「HighLowスプレッド」で利用することができる取引方法です。
1日取引の概要 | |
取引方法 | HighLow/HighLowスプレッド |
ペイアウト率 | HighLow:1.80〜1.95倍 HighLowスプレッド:2.00 |
取引可能通貨ペア | 16通貨ペア/4仮想通貨/12銘柄 |
転売の可否 | 転売可能 |
ハイローオーストラリアの1日取引では全ての通貨ペア・仮想通貨ペア・銘柄で取引が可能銘柄引となっており、仮想通貨や商品先物、株価指数の取引ができることが特徴です。
1日取引の通貨ペア・仮想通貨・銘柄別ペイアウト率
次に1日取引における通貨ペア・仮想通貨_銘柄別のペイアウト率を紹介します。
通貨ペア | HighLowペイアウト率 | HighLowスプレッドペイアウト率 |
AUD/JPY | 1.95倍 | 2.00倍 |
AUD/USD | 1.95倍 | 2.00倍 |
EUR/JPY | 1.95倍 | 2.00倍 |
EUR/USD | 1.95倍 | 2.00倍 |
EUR/GBP | 1.95倍 | 2.00倍 |
EUR/AUD | 1.95倍 | 2.00倍 |
GBP/JPY | 1.95倍 | 2.00倍 |
GBP/USD | 1.95倍 | 2.00倍 |
GBP/AUD | 1.95倍 | 2.00倍 |
NZD/JPY | 1.95倍 | 2.00倍 |
NZD/USD | 1.95倍 | 2.00倍 |
USD/JPY | 1.95倍 | 2.00倍 |
USD/CAD | 1.95倍 | 2.00倍 |
USD/CHF | 1.95倍 | 2.00倍 |
CAD/JPY | 1.95倍 | 2.00倍 |
CHF/JPY | 1.95倍 | 2.00倍 |
BTC/JPY | 1.85倍 | 2.00倍 |
BTC/USD | 1.85倍 | 2.00倍 |
ETH/JPY | 1.85倍 | 2.00倍 |
ETH/USD | 1.85倍 | 2.00倍 |
GOLD | 1.95倍 | 2.00倍 |
UKOIL | 1.80倍 | 2.00倍 |
USOIL | 1.80倍 | 2.00倍 |
AUS200 | 1.88倍 | 2.00倍 |
FRA40 | 1.88倍 | 2.00倍 |
GER30 | 1.88倍 | 2.00倍 |
HKG33 | 1.88倍 | 2.00倍 |
JPN225 | 1.88倍 | 2.00倍 |
NAS100 | 1.80倍 | 2.00倍 |
SPX500 | 1.80倍 | 2.00倍 |
UK100 | 1.80倍 | 2.00倍 |
US30 | 1.80倍 | 2.00倍 |
よく取引をされる通貨ペア(法定通貨)であればスプレッド取引を利用しなくても1.95倍という高いペイアウト率が設定されているのが特徴です。
なお、ペイアウト率の高さと勝率の関係性については以下の記事で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。

ハイローオーストラリアの1日取引の取引方法
1日取引と言われると1日1回しかエントリーが出来ないと思われがちですが、実は営業時間中であればいつでもエントリーをすることができます。

上記の画像は17時45分頃の取引画面ですが、いつでもエントリー可能であることがわかります。
また、何度でもエントリーをすることが出来るので、自分のタイミングで上昇、下落を狙ってエントリーをしていくことができます。
転売を組み合わせることで利確、損切りも可能なので、より戦略的な取引をおこなうことが可能です。

ハイローオーストラリアの1日取引のメリット
ハイローオーストラリアの1日取引には短期取引にはないメリットが存在しています。
- 短期取引に比べると値動きの予想がしやすい
- メンタル管理が短期取引より簡単
- 転売が使いやすく役に立つ
1日取引は短期取引に比べると値動きの予想がしやすい
為替相場においては相場の予想は短期取引よりも長期取引の方がやりやすいです。
なぜなら短期取引に比べて長期取引の方が「テクニカル分析が効きやすい」からです。
◇テクニカル分析とは?
価格やチャート情報を元に、将来の相場の動向を予測する手法
ハイローオーストラリアで勝つためにはテクニカル分析のスキルを身につけ、テクニカル分析をおこないながら取引をしていくことが非常に重要です。

そしてこのテクニカル分析は短期取引よりも長期取引の方が効果が出やすくなるんです。
- 突発的な値動きに左右されにくい
- 大衆心理が反映されやすく、セオリー通りの値動きをしやすい
- インジケーターが機能しやすい
30秒取引など超短期取引ではテクニカル分析が効かず、根拠のある手法を使った取引は出来ないのが現状ですが、1日取引ではテクニカル分析も効きやすく根拠を持ったエントリーが出来るようになります。
また、秒単位のタイミングのズレが命取りになる短期取引に比べると、1日取引ではエントリータイミングのズレもあまり気にならないので焦らずエントリーをすることが出来るのもメリットだと言えるでしょう。
なお、テクニカル分析についてより詳しく学びたい方は以下の記事をご覧ください。

メンタル管理が短期取引より簡単
バイナリーオプションで安定的な成果を残すために重要な要素の1つが「メンタル管理」です。

バイナリーオプションで勝つためには自分で決めたルール(手法や資金管理など)を守り、機械的に淡々とエントリーをする必要がありますが、メンタル管理を怠りメンタルを崩すとルール通りのエントリーが出来なくなってしまうんです。
特にメンタルを崩しやすいのが「損失が出た時」です。
短期取引では短期で結果が分かることで短時間で大量にエントリーをしてしまい、大きな損失を負うという状況が起こり得ますが、1日取引であればそのようなことは起こりません。
結果、短期取引に比べればメンタル管理がしやすくルールを守りながらエントリーが出来るのは1日取引のメリットだと言えるでしょう。
転売が使いやすく役に立つ
基本的に1分や5分といった短期取引において転売は使うべきではありませんが、1日取引においては転売は役に立ちます。
- 手法の期待値が下がる
- せっかく損益分岐点を超える手法なのに転売のせいで損失が出る可能性がある
- ペイアウト率が下がる
短期取引では転売は小手先の技術でしかなく、転売を使わず損益分岐点を超える手法を身につけ負けは負けで受け入れて取引をしていくのが良いですが、1日取引では長期の取引になるため勝てる場面を取りつつ損失を低減するために転売が活用できます。
例えばHighエントリーをしたとして上がると予想していた価格帯まで上昇してしまったから転売を利用して利確、この価格を抜けたら大きく下落すると考えていた価格帯を抜けてしまったので損切りといった戦略が取れるということです。
FXに近い戦略を取ることが出来るのが1日取引での転売の特徴です。
また、1日取引では元々のペイアウト率も高く設定されているため、転売をしても十分高いペイアウト率で取引が出来るのも良いポイントだと思います。
ハイローオーストラリアの1日取引のデメリット
ここまでの内容を鑑みるとデメリットはないように感じる1日取引ですが、もちろんデメリットも存在します。
- 1回あたりの利益は少なくなる
- 取引回数が少なくなりやすい
- 経済指標の影響を受けやすい
1回あたりの利益は少なくなる
1日取引で取引をする場合は利確、損切りを繰り返して取引をする方が勝ちやすくなるため、どうしても転売を利用することになります。
転売をするとその分ペイアウト率が下がってしまうため、転売を利用しない短期取引に比べるとどうしても利益が少なくなってしまうんです。
取引回数が少なくなりやすい
1回あたりの利益を高めるために転売を利用せずに満期まで決済を待ったとするとその分エントリー回数は少なくなってしまいます。
また、転売を使ったとしても1回あたりのエントリー時間は長くなるので、短期取引に比べると取引回数は少なくなります。
そもそもバイナリーオプションは損益分岐点を超えている手法であれば短期間で一定の取引回数を担保することで利益を急速に増やせるという投資なので、そもそもの取引回数が少なくなってしまうのはデメリットだと言えるでしょう。
経済指標の影響を受けやすい
値動きが荒れやすくなる経済指標発表時のエントリーは、バイナリーオプションで勝つために絶対におこなうべきではありません。
◇経済指標とは?
経済指標は国や地域の経済の状況を示すデータであり、市場の相場に影響を与えるもので、例えば、GDPや雇用統計などが経済指標に該当します。
短期取引では経済指標の時間にエントリーを避ければそれで問題ありませんが、1日取引では長時間ポジションを持つことになるのでどうしてもエントリーしている間に経済指標を迎えることになってしまいます。
場合によっては経済指標の突発的な値動きに巻き込まれてしまう可能性があるんです。

このように経済指標を考慮して戦略を立てないといけないのは1日取引のデメリットだと言えるでしょう。
為替相場で取引をするためには経済指標の存在は理解しておく必要がありますが、以下の記事で本質的な考え方や避けるべき経済指標について解説していますので参考にしてください。

ハイローオーストラリア1日取引攻略法
ここまでハイローオーストラリアの1日取引について仕組みからメリット、デメリットを解説してきましたが、ここからは実際に1日取引をやってみたいと思った方に向けて1日取引の攻略法と勝つために意識したいポイントを解説していきます。
- 4時間足や1時間足からトレンドの流れを意識する
- 価格が反発するタイミングを狙う
- ファンダメンタルズを考慮した取引を狙う
4時間足や1時間足からトレンドの流れを意識する
1日取引では長期間ポジションを保有することになるので、価格が大きく動くタイミングでエントリーをするのがポイントです。
そのために重要なのが「MTF分析(マルチタイムフレーム分析)」です。
◇MTF分析(マルチタイムフレーム分析)とは?
複数の時間足を用いて相場を分析する手法
実は時間足が長くなればなるほど相場の全体像を見ることが出来ます。
例えば、短期足で見ていたチャートが下落トレンドを示していた場合に長期足で見た場合は実は上昇トレンドだったということが起こりうるからです。

もし上の画像のような相場なのであれば再度上昇に入るタイミングを待ち、Highでエントリーをした方が勝ちやすくなりますよね。
このように複数の時間足を見るMTF分析をすることで相場全体の流れが分かりやすくなり、勝ちやすくなるというわけです。
特におすすめなのが多くのトレーダーが見ている「4時間足」「1時間足」で、取引をする前に一通り相場の流れを見ておくと取引がしやすくなるでしょう。

MTF分析をおこなったうえで大きく価格が動きそうなトレンド相場を予想してエントリーをしていくことができれば安定して1日取引で勝つことができるでしょう。
トレンド相場の考え方については以下の記事をご覧ください。

価格が反発するタイミングを狙う
1日取引では価格が反発したタイミングから入っていく逆張りもおすすめです。
短期取引であれば、反発するタイミングに加えて次のローソク足が「反転(陽線→陰線、陰線→陽線)」するかを予想する必要がありますが、長期的な取引になる1日取引であれば反転のタイミングは考慮せず反発のタイミングのみ狙えば良くなります。
そして反発のタイミングを探すためには相場が目指しているポイントを把握することが重でしょう。
◇相場が目指しているタイミング
目立っている高値と安値
目立っている高値と安値に達した場合、相場では反応が起こるため、そのポイントを狙って取引をしていくことが非常におすすめです。

ファンダメンタルズを考慮した取引を狙う
ハイローオーストラリアの分析方法としてテクニカル分析を紹介しましたが、テクニカル分析とは別に「ファンダメンタルズ分析」という分析法も存在します。
◇ファンダメンタルズ分析とは?
世界の経済情勢や要人発言、経済指標から今後の相場の動きを予想する方法
例)
ウクライナとロシアの戦争が起きたからユーロは下落するだろう
アメリカの経済指標の数値が良かったからドルが上昇するだろう
FXでは当たり前におこなわれている考え方ですが、1日取引であれば同様の考え方で取引をすることができます。
円安に加えてドル高になる世界情勢であれば当然USD/JPYでのHighエントリーで勝ちやすいと言えるでしょう。
ハイローオーストラリア1日取引をやる場合の注意点
最後にハイローオーストラリアの1日取引の注意点を解説します。
- 無駄に転売をしない
- 判定時間に余裕を持たせ早い時間帯からエントリーをする
無駄に転売をしない
長期取引である1日取引においては転売を使って利確、損切りをおこなうのは1つの手段です。
ただし、転売に頼りすぎてはいけません。
満期まで待たずに勝てるはずだったトレードを早めに決済してしまうことで利益を無駄に目減りさせてしまう可能性があります。
転売は流れが変わったような状況で使うべきであり、基本的には満期の取引を目指しましょう。
判定時間に余裕を持たせ早い時間帯からエントリーをする
1日取引をするのであれば出来るだけ早いタイミングでエントリーをするのがおすすめです。
満期ギリギリでエントリーしてしまっては長期取引をやっている意味がありません。
また、メンタル面で考えた時にも残り時間が長ければ長いほど落ち着いて取引をすることが出来るので、早めにエントリーをすることをおすすめします。
まとめ
今回の記事では、ハイローオーストラリアの1日取引について解説しました。
1日取引はエントリー回数が少なくなる、1回の利益が減るといったデメリットもありますが、その分テクニカル分析が効きやすく安定した取引ができるといったメリットも存在します。
バイナリーオプションにおいて基本的には5分などの短期で利益を短期間で重ねていけるのがベストですが、短期取引でうまく成果が出せないという方は一度テクニカル分析の精度を上げるためにも1日取引を活用して安定した取引を目指してみるのも良いでしょう。
なお、テクニカル分析の精度を上げたいのであれば相場分析の詳しい知識を学ぶ必要があります。
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