- バイナリーオプションのノイズがなにかわかる
- 危険なノイズの攻略法がわかる
バイナリートレーダーの武田雄太です。
バイナリーオプションでエントリーした後に突発的な値動きが起こり負けてしまったという経験はありませんか?
この突発的な値動きは「ノイズ」と呼ばれる現象であり、バイナリーオプションで安定的に勝ちたいのであればノイズの性質を理解して攻略する必要があります。
今回の記事ではノイズについてそもそもノイズとは?という基本的な内容から攻略法まで詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読めばノイズを攻略してバイナリーオプションで不用意な負けを減らすことができるでしょう。
なお、この記事の理解を深めるために僕が執筆した「世界一わかりやすいバイナリーオプション入門書」も合わせて読むことをおすすめしています。(今なら下のボタンから無料でプレゼントしています。)
バイナリーオプションにおけるノイズとは?
バイナリーオプションにおけるノイズとは相場上で起きる瞬間的な値動きのことです。
上記の画像のように一時的に価格の流れと反した値動きをするような場合が多く、一時的に上昇、下落が起きた後に一瞬で元の価格に戻ってしまうのが特徴です。
ノイズが発生する理由は為替相場において一時的に多くの通貨が流れ込んだ場合や配信元のチャートにズレが生じたりと様々ですが、ノイズはテクニカル分析を無視した動きであるため、テクニカル分析の精度に関係なく負けてしまう原因となります。
ノイズの発生を予想することはできる?
先ほど解説したようにノイズは突発的な値動きを指しますので、発生を100%予測することは不可能です。
バイナリーオプションでノイズを利用する方法はある?
インターネット上ではノイズを利用した攻略法が解説されているケースがありますが、それは以下のような取引を指しています。
ノイズが一時的に上昇・下落した後に元に戻る性質を利用してエントリーをする
上記の画像のようなタイミングであれば一時的に下落した場合に上昇を狙います。
またノイズは一瞬で元に戻るためバイナリーオプションにおいて最も短期の取引である「30秒取引」が使われているケースが多いようです。
ノイズを利用するため、MT4などでチャート分析をする必要もなく、ハイローオーストラリアの画面だけを使って取引ができると言われています。
ギャンブルにおける目押しのような考え方だと言えるでしょう。
ノイズを狙ったバイナリーオプション取引の危険性
先ほど30秒取引を使ったノイズの取引について解説しましたが、実はノイズを利用した取引を非常に危険です。
なぜなら、そもそもバイナリーオプションにおいて重要な「安定的に損益分岐点を超える勝率を維持する」という本質から外れた取引になるからです。
安定的に損益分岐点を超えるために重要なのは過去相場の流れからテクニカル分析をおこない相場の値動きのパターンを予測して取引を進めることですが、ノイズは過去の値動きに反した突発的な値動きであるため、テクニカル分析が効かず予測が出来ません。
予測が出来ないものに対して安定的に勝ちを重ねていくことは出来ないため、結果として損益分岐点を超えることが出来ないんです。
また、MT4を使わないハイローオーストラリアの画面ではテクニカル分析に必要な「ローソク足の動き」「過去の値動き」「インジケーターの値」の要素を一切表示出来ません。
よくYouTubeで配信されている動画では上記のハイローオーストラリアの画面にラインを引いてこのラインを抜けたらなどと分析をしていますが、取引の最中に画面上でラインを引くことはできないので後付けで理由を話しているだけだと言えるでしょう。
ではなぜこのようなノイズだけを使った取引方法を紹介している人がいるのかというと「初心者が興味を持ちやすく楽して稼げると思わせたいから」です。
小難しいMT4を使ったテクニカル分析の解説は初心者にとって非常に難しく感じると思います。
一方でMT4も不要、チャートを分析せずにティックチャートだけを見れば良いという手法は魅力的でしょう。
その時点で詐欺師の術中にかかっています。
そのまま行けば楽して稼ぎたいという想いに漬け込まれて、自動売買ツールを紹介され、何もしなくて稼げると言われるのがオチですので騙されないように注意してください。
バイナリーオプションにおけるノイズの攻略法は「避ける」こと
ここまでノイズについて解説をしてきましたが、結局のところノイズに対する一番の攻略法は「避ける」ということです。
100%発生を予測することは出来ませんが、ノイズが起きにくい場面は存在するのでそのポイントを狙って取引をしていきましょう。
ノイズ回避法①:出来るだけ長期の取引時間を利用する
突発的にノイズが発生しやすいのは短い取引時間であり、また短期取引であればノイズの影響を受けやすくなります。
そもそもノイズが発生しても一瞬で元に戻るので5分などの取引時間であれば影響を受けにくいと考えることも出来ます。
そのため、30秒や1分といった超短期取引をやっていてノイズに悩まされているという方は5分取引以上の取引時間を試してみると良いでしょう。
ノイズ回避法②:取引量の多い時間帯を狙う
取引量の多い時間帯に取引をする理由は一部の投資家による多額の売買によるノイズを避けるためです。
「取引量が多い=多くの投資家がエントリーをしている」という状況になるので値動きが大衆心理により平均化されて相場は安定しやすくなります。
相場が安定しやすいということはノイズも起きにくくなるのでおすすめです。
相場の取引量は基本的に3大市場と言われている「東京市場」「ロンドン市場」「ニューヨーク市場」が開場している時間帯、つまり取引参加者が多い時間帯に多くなります。
その中でも以下の3つの時間帯がおすすめです。
- 朝9:00~11:00
- 午後16:00~18:00
- 午後22:00~翌日2:00
特に午後22:00~24:00はゴールデンタイムと言われ、ロンドン市場とニューヨーク市場が重なるため値幅も取引量が多くなるので、同値負けのリスクを減らせるはずです。
ただ、同時に経済指標などの突発的な値動きもおきやすい時間帯なので、指標カレンダーのチェックや指標前後の取引をしない等の事前準備も忘れ無いないようにしましょう。
まとめ
今回はバイナリーオプションにおけるノイズについて解説しました。
最後に解説したようなノイズを攻略するためには「避ける」もしくは「影響を受けない状況を探す」ということが重要です。
間違ってもノイズを利用した30秒取引などはおこなわないようにしてください。
難しく感じるかもしれませんが、バイナリーオプションで安定的に勝つためには「相場の本質を学んでテクニカル分析の精度を上げる」ことが重要です。
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