バイナリーオプションで超使えるゾーントレードを基礎から応用法まで解説

バイナリートレーダーの武田雄太です。

バイナリーオプションで勝つために必須と言われる手法の1つに「ライントレード」がありますが、ライントレードをうまく使いこなせずに悩んでいるという人も多いのではないでしょうか？

そんな方におすすめなのが「ゾーントレード」です。

ゾーントレードはライントレードを応用した手法であり、ライントレードが苦手な人でも取り組みやすい手法です。

今回の記事ではゾーントレードについて基本からメリット、やり方まで詳しく解説しますのでぜひ参考にしてください。

ライントレードが苦手な方でも相場認識がしやすくなるでしょう。

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バイナリーオプションにおけるゾーントレードとは？

ゾーントレードはライントレードとは違い2本の水平線を利用する手法です。

上記の画像のように意識されると思われるポイントに2本ラインを引き、その間をゾーンとしていく考え方で、ゾーンの間に価格が推移した場合にエントリーをしていくという手法です。

ライントレードであれば1本のラインを引くわけですが、どのポイントにラインを引けば良いかわからないという人も多いでしょう。

一方でゾーントレードであれば一定の幅を取ってラインを引くことが出来るので、ライントレードが苦手な人でも取り組みやすいでしょう。

バイナリーオプションでゾーントレードを使うメリット

ゾーントレードを使うメリットは以下の通りです。

ライントレードでラインを引くポイントが分からない人でもやりやすい

ライントレードでよくある質問に「ローソク足の実体とヒゲどちらに引けば良いですか？」という質問があります。

このような質問の根本にある考えは「ラインを引くポイントが分からない」ということです。

一方でゾーントレードであれば、ある程度の幅を持たせてラインを引くことが出来るのでラインを引く位置が分からない人でもやりやすいのはメリットでしょう。

エントリーポイントを見つけやすい

ライントレードでは幅を持たせてラインを引いているとラインまで達さずにエントリーが出来なかったという経験はありませんか？

黄色の丸の点はラインまで達するまでエントリーを待っていたものの結局ラインに達さずに反発してしまいエントリーを逃してしまっています。

一方でゾーントレードであれば範囲を広く持ってエントリーを待つことが出来るので、このようなタイミングでもエントリーが出来ます。

このようにゾーントレードでは幅広くゾーンを持つことでエントリーチャンスを多くすることができ、この点は非常に大きなメリットでしょう。

余裕を持ってエントリーが出来る

ライントレードではラインにタッチしたタイミングを逃したくないばかりに焦ったエントリーをしてしまいがちです。

一方でゾーントレードであればゾーン内であればエントリーをしても良いので、インジケーターや相場の流れなどを焦らず確認してからエントリーが出来ます。

結果として焦っておこなうライントレードよりも、ゾーントレードの方がエントリーの精度が非常に上がる可能性があるというのはメリットだと言えます。

エントリーの効率が上がる

ライントレードの場合であれば、タッチするタイミングを今か今かと待っている人も多いでしょう。

またタッチしたらピンポイントでエントリーをしたいと思っている人にとっては、チャートから目を離すことが出来なくなります。

そのため、無駄に画面の前で待っているタイミングがあるという人もいると思います。

一方でゾーントレードであればゾーン内でエントリーをすれば良いという気持ちで待機することが出来るので、画面の前に張り付かなくて良くなるという点で効率が良くなる人も多いのがメリットだと言えるでしょう。

バイナリーオプションにおけるゾーントレードのやり方

次にゾーントレードを実際にバイナリーオプションで使う方法を解説していきます。

やり方①：15分以上の時間足を利用する

ゾーントレードでは最低でも15分以上の時間足を利用してください。

そのうえで5分足などの短い時間足でエントリーをしていきましょう。

ゾーントレードはあくまで相場を大きな目線で見て意識されるポイントを見つけるという観点の手法です。

そのため、短期足でゾーンを引いてしまうと意味がなくなるので、出来るだけ長期足でゾーンを引くことをおすすめします。

やり方②：ヒゲの長さが長いポイントを狙う

ゾーントレードでは相場の転換点になるような反発ポイントを見つけていくということが重要ですので、ヒゲが長いポイントを狙いましょう。

ローソク足は1本で上記の画像のようなチャートの内容を1本のローソク足に落とし込んでいるというものになるのですが、ヒゲが長いということはそれだけ価格が押し返されているということです。

つまりヒゲが長いポイントは価格が反発する力が強いということになるので、反発ポイントを長い目で見つけていくゾーントレードとは相性が非常に良いのでぜひ意識してみましょう。

やり方③：価格がバラつくポイントをゾーンとする

レンジ相場を見た時に引きでみると反発をしているもののラインを引くと少し高値と安値がバラけているという場面は非常に多いです。

このような場面においてどの高値、安値にラインを引けば良いか迷っている人は多いでしょう。

どの高値、安値にラインを引けば良いか分からないタイミングこそゾーントレードをやりやすいです。

それぞれバラけている高値、安値をゾーンの上下とすることで有効にゾーンを作ることが出来ます。

ラインを引くポイントが分からない場面こそゾーントレードをやってみてください。

やり方④：ゾーンをブレイクした場合はエントリーをしない

ゾーントレードはライントレード以上に幅を持って引くので、もしゾーンをブレイクするようなことがあれば非常に強い勢いがあると考えることが出来ます。

そのため、ゾーンをブレイクした場合は絶対にエントリーをしないでください。

そのまま一方向にトレンドを形成していく可能性が非常に高いです。

やり方⑤：ゾーントレードだけでなく根拠を重ねてエントリーする

これはライントレードでもゾーントレードでも言えることなのですが、ラインにタッチした、ゾーンに入ったということだけを理由にエントリーをするのはやめてください。

あくまでゾーントレードは意識されるポイントを把握すると手法なので、勝ちやすい状況を把握するということが目的です。

つまり、ゾーントレードで勝てるというものではなく、より勝ちやすい場面を判断するというのが正しい考え方だと言えます。

そのためゾーントレードだけでエントリーするのではなく、根拠を重ねたうえでゾーントレードを使ってください。

ゾーントレードの考え方で手法をパワーアップする考え方

まずは以下の手法を見てください。

トレンドにおける押し目買いのポイントを狙っていく手法ですね。

この手法に対してゾーントレードを組み合わせてみましょう。

高値になっていたポイントに対してゾーンを取り入れることで今回のエントリーポイントが十分高値での反発箇所になっていることが見て取れます。

このように日常的に使っている手法にゾーントレードを加えることで視認性が高くなるというのも1つの考え方ですのでぜひ意識してみてください。

まとめ

今回はバイナリーオプションにおけるゾーントレードについて解説しました。

ゾーントレードはライントレードが使いづらい人にとっては非常に使いやすい考え方になるのでぜひやってみてください。

なお、勘違いしないでほしいのがライントレードでもゾーントレードでも「意識されるポイントを目視できるようにする」という目的は変わりません。

ラインにタッチしたから、ゾーンに入ったからエントリーというのはやめるようにしてください。

なお、今回解説したように相場の基本知識を学ぶためには僕が執筆した「世界一わかりやすいバイナリーオプション入門書」が非常に役に立ちます。

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