- エンベロープとは何かわかる
- エンベロープの使い方がわかる
- エンベロープとインジケーターを組み合わせた具体的な攻略法がわかる
こんにちは!バイナリートレーダーの武田雄太です。
今回は数あるインジケーターの中でもバイナリーオプションと相性が良いと言われているインジケーターの1つ「エンペロープ」について解説します。
エンベロープというインジケーターを使ったことがない初心者でも使いこなせるように「そもそもエンベロープとは?」という基本的な解説から「エンベロープの使い方」「実際に使える攻略法」まで解説するので安心して読み進めてください。
この記事を読み終わる頃にはエンベロープを使ってトレードができるようになっているはずです。
なお、この記事の理解を深めるために僕が執筆した「世界一わかりやすいバイナリーオプション入門書」も合わせて読むことをおすすめしています。(今なら下のボタンから無料でプレゼントしています。)
そもそもエンベロープとは?
エンベロープは移動平均線を上下に一定幅乖離させた線をチャート上に表示するトレンド系インジケーターです。
そのため、一般的には移動平均線を同時に表示して利用します。
移動平均線からどれだけ離れているかを確認することで相場が買われすぎているか売られすぎているかを判断することができるインジケーターです。
トレンド系インジケーターですが、RSIやストキャスティクスのように相場の過熱感がわかるので主に「逆張り」に利用します。
エンベロープの基本的な使い方
エンベロープの基本的な使い方は上下の線に触れた段階で反発すると判断して逆張りエントリーを仕掛けるというものです。
◇エンベロープの基本的なエントリー方法
上限(上の線)にローソク足がタッチ:Lowエントリー
→買いが強いと判断
下限(下の線)にローソク足がタッチ:Highエントリー
→売りが強いと判断
エンベロープは移動平均線から乖離した上下の線を用いて相場が買われすぎているか売られすぎているかが判断できるので、オシレーター系のインジケーターと相性が良いです。
利用する際はオシレーター系のインジケーターと組み合わせることをおすすめします。
ボリンジャーバンドとエンベロープの違いは?
移動平均線に沿ってバンドを表示させ、タッチしたら反発するといえば「ボリンジャーバンド」に似ていると思った方もいるのではないでしょうか。
基本的な使い方は同じですが、エンベロープではバンドの表示方法が異なります。
エンベロープ:価格変動によるバンドの拡大収縮がない
ボリンジャーバンド:価格変動に合わせてバンドが拡大縮小する
ボリンジャーバンドでは価格の変動に合わせてバンドが拡大収縮するため「バンドウォーク」と呼ばれる値動きを起こします。
バンドウォークとは、バンドに沿って価格が推移する値動き
逆張りをするうえでバンドウォークによる騙しは天敵ですが、エンベロープであればバンドウォークに遭わないので大きなメリットだと言えるでしょう。
バンドウォークがないからといって必ずエンベロープにタッチすれば反発するというわけではありません。
エンベロープを使ったバイナリーオプション攻略法
次に実際にエンベロープを使った攻略法を解説していきます。
先ほどもお話ししたようにエンベロープはオシレーター系のインジケーターと組み合わせると使いやすいので、ここでは「RSI」「ストキャスティクス」と組み合わせた攻略法を解説します。
エンベロープとRSIを組み合わせた攻略手法
取引条件は以下の通りです。
◇取引条件
- エントリースタイル:逆張り
- 使用するインジケーター:エンベロープ、RSI
次にエンベロープとRSIの設定値を見ていきましょう。
◇インジケーターの設定
- RSI
期間:14(パラメーター)
※その他はデフォルト
- エンベロープ
期間:20(パラメーター)
※その他はデフォルト
手法のやり方ですが、以下の2ステップです。
◇手法のやり方
①エンベロープの上限(下限)にタッチ
②RSIが70%(30%)にタッチ
→Lowエントリー(Highエントリー)
エンベロープは相場が買われすぎているか売られすぎているか(過熱感)を判断することができるので、同じ過熱感を示すRSIと併用することでより確実に反発ポイントを見つけることができます。
エンベロープとストキャスティクスを組み合わせた攻略手法
取引条件は以下の通りです。
◇取引条件
- エントリースタイル:逆張り
- 使用するインジケーター:エンベロープ、ストキャスティクス
次にエンベロープとRSIの設定値を見ていきましょう。
◇インジケーターの設定
- ストキャスティクス
期間:5(%K)3(%D)3(スローイング)(パラメーター)
※その他はデフォルト
- エンベロープ
期間:20(パラメーター)
※その他はデフォルト
手法のやり方ですが、以下の2ステップです。
◇手法のやり方
①エンベロープの上限(下限)にタッチ
②ストキャスティクスが80%(20%)以上でデッドクロス(ゴールデンクロス)
→Lowエントリー(Highエントリー)
ストキャスティクスのゴールデンクロス、デッドクロスはエントリーポイントとして非常に優秀だと言われており、そのポイントに対してエンベロープを重ねることでさらに根拠を高めてエントリーができます。
エンベロープは順張りでも使える!
ここまでエンベロープは逆張りで使えるインジケーターだと解説してきましたが、実はエンベロープは考え方1つで「順張り」でも利用することができます。
実際に僕が考案したエンベロープを利用した順張り手法を紹介します。
取引条件は以下の通りです。
◇取引条件
- エントリースタイル:順張り
- 使用するインジケーター:エンベロープ、RSI、ボリンジャーバンド
次にエンベロープとRSIの設定値を見ていきましょう。
◇インジケーターの設定
- RSI
期間:7
※その他はデフォルト
- ボリンジャーバンド
期間:20
偏差:2
※その他はデフォルト
- エンベロープ
期間:20(パラメーター)
※その他はデフォルト
手法のやり方ですが、以下の2ステップです。
◇手法のやり方
①RSIが70以上(30以下)を推移
②ボリンジャーバンドがエンベロープを上抜け(下抜け)
→Highエントリー(Lowエントリー)
RSIやエンベロープなどの買われすぎ、売られすぎを示すインジケーターは考え方を変えれば「大きく価格が動いているから価格が伸びていく」とも考えることができます。
そこで、RSIが買われすぎ、売られすぎを示す70%(30%)も超えてさらにエンベロープを抜けてくるタイミングを狙っていくというものです。
ただし、それだけでは価格が伸びきってしまった最後になってしまう可能性があるので、ボリンジャーバンドを利用してエントリーのポイントを調整しています。
覚えた手法は必ずデモ取引で練習をしよう!
今回の記事では合計3つの手法を紹介しましたが、これらを実践するのであれば必ず「デモ取引」で練習してからにしてください。
どれだけ優秀な手法だっとしても実際にエントリーのタイミングを見つけられなかったり、正しい方法でエントリーができなければ意味がありません。
そのため、まずはデモ取引では手法を検証して使いこなせるようになってから実践するようにしましょう。
なお、デモ取引をするのであれば「ハイローオーストラリア」がおすすめです。
ハイローオーストラリアであれば実際の取引画面と値動きを利用してデモ取引ができるので検証にはもってこいです。
以下のボタンからハイローオーストラリアの公式サイトに移動することができるのでぜひ利用してみてください。
ちなみにデモ取引のやり方が不安だという方は以下の記事で詳しく解説していますので合わせて参考にしてください。
無料ツールMT4におけるエンベロープの設定方法
最後にエンベロープを実際に使ってみたいと思った人に向けてMT4でのエンベロープの設定方法を解説します。
なお、MT4をまだ利用していないという人はバイナリーオプションで勝つために必ず必須となるツールですので以下の記事を参考にダウンロードしておいてください。(利用は無料です。)
エンベロープの設定方法は以下の通りです。
-
STEP1インジケーターの挿入
「挿入」→「インディケータ」→「トレンド」→「Envelopes」をクリック。
-
STEP2パラメーター入力
パラメーターを入力します。
※一般的には期間20、偏差0.05を利用することが多いです。
最後にOKを押せばエンベロープを挿入することができます。
まとめ
今回はバイナリーオプションと相性が良いインジケーターの1つであるエンベロープについて解説しました。
エンベロープは主に逆張りで利用することができるトレンド系インジケーターなので、逆張りの方がエントリーポイントを絞りやすいバイナリーオプションにおいては非常に使いやすいインジケーターです。
そのため、同じく逆張りに使えるオシレーター系のインジケーターと組み合わせてより根拠を高めて使っていきましょう。
どのインジケーターにも言えることですが、単独で使うと騙しにあいやすくなるので基本的には他のインジケーターを組み合わせることをおすすめします。
また、エントリーをする際には正しくエントリーできる局面なのかといった「相場環境の把握」も重要です。
僕が執筆した「世界一わかりやすいバイナリーオプション入門書」であれば、正しい相場の認識方法はもちろん、バイナリーオプションで初心者が学ぶべきことが詰まっているのでぜひこの記事と合わせて読んでみてください。
あなたの勝率を上げる役に立つはずです。
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