バイナリートレーダーの武田雄太です。
バイナリーオプションで使える手法としてよく名前が出るものの使い方が分からないと多くのが方が悩みを抱えているのが「フィボナッチ」です。
今回の記事ではフィボナッチの基本から使い方までを徹底解説しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読めば今までフィボナッチを使うことが出来なかった方でもフィボナッチを使いこなすことが出来るようになるでしょう。
なお、この記事の理解を深めるために僕が執筆した「世界一わかりやすいバイナリーオプション入門書」も合わせて読むことをおすすめしています。（今なら下のボタンから無料でプレゼントしています。）
バイナリーオプションにおけるフィボナッチとは？
フィボナッチとは正式にはイタリアの数学者であるレオナルド・ダ・ピザ氏が研究した「フィボナッチ数列」という黄金比と呼ばれている数列です。
バイナリーオプション以外でも様々な場面で活用されており、建築物の設計や、マイルとキロメートルの換算、名刺や文庫本のサイズ、プリント用紙の縦横比など日常生活で当たり前に使われているものにはフィボナッチ数列の黄金比が活用されています。
フィボナッチ数列とはどのような数列？
フィボナッチ数列がどのような数列かというと規則的に並んだ数字の列です。
1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233・・・
上記の数列は一見複雑に見えますが、1から始まり、並んでいる2つの数字を足した数字が続いていく数列になっています。
1 + 1 = 2
1 + 2 = 3
2 + 3 = 5
3 + 5 = 8
5 + 8 = 13
このように連続した数字を足していくことが1つ目のフィボナッチ数列の法則です。
フィボナッチ数列の黄金比
上記の計算式をさらに突き詰めていくとフィボナッチの黄金比を導き出すことが出来ます。（計算式は割愛します。）
0.236, 0.382, 0.618, 1.618, 2.618, 4.236
この黄金比をバイナリーオプションに応用した手法を「フィボナッチリトレースメント」と呼びます。
相場はトレーダーの大衆心理で構成されているため、無意識に売買にフィボナッチ数列の黄金比が働いていると考えられていることから投資において活用されるようになりました。
バイナリーオプションにおけるフィボナッチリトレースメントの使い方
フィボナッチリトレースメントをバイナリーオプションで利用する場合、一定期間の高値、安値を元に反発するポイントを見つけていくことに利用します。
以下の画像を見て頂くと分かりやすいかと思います。
フィボナッチラインが引かれているポイントで価格が反応しているのがお分かり頂けるのではないでしょうか。
このようにフィボナッチリトレースメントを使うことで反発するポイントが分かりやすくなり、トレードに役立てることが出来ます。
トレンド相場におけるフィボナッチリトレースメントの考え方
トレンド相場においてフィボナッチリトレースメントが特に意識されるのが以下の3つのラインです。
- 38.2%
- 61.8%
- 50.0%
この3つの数値を用いてトレンド相場においては特にこの3つの数値が意識されやすいとされています。
この3つは特に反発が起こりやすいポイントであり、トレーダー達の大衆心理が働きやすいポイントになっています。
トレンド相場においてフィボナッチを意識することで押し目・戻り目のタイミングが分かりやすくなるでしょう。
特にフィボナッチリトレースメントが意識されるポイント
フィボナッチリトレースメントが特に意識されやすいポイントは以下の通りです。
強いトレンド：23.6％・38.2％が押し目や戻り目になりやすい
トレンド転換：50.0％・61.8％で反転した時はトレンド転換の可能性がある
レジサポライン：0%・23.6％・38.2％・50.0%・61.8％・76.4％・100％はレジサポラインになりやすい
MT4におけるフィボナッチの引き方
MT4ではボタン1つでフィボナッチが引けるようになっています。
上昇トレンド：安値から高値に引く
下落トレンド：高値から安値に引く
上記のルールの元でフィボナッチを引いていきましょう。
まずはMT4上部にあるフィボナッチリトレースメントのボタンをクリックしてください。
次にチャート上の安値（下落トレンドの場合は高値）をクリックしてクリックしたまま高値（下落トレンドの場合は安値）までドラッグすればフィボナッチリトレースメントを引くことが出来ます。
MT4ではデフォルトで「100%、61.8％、50,0％、38.2％、23.6％、0％」にラインが引かれるように設定されているので上記手順をおこなうだけでフィボナッチリトレースメントを利用することが出来ます。
フィボナッチリトレースメントに手法を組み合わせる方法
フィボナッチと組み合わせていくのであれば逆張り手法を組み合わせていくのがおすすめです。
上記は僕が開発したサインツールEducatorを使ったチャート画面ですが、Educatorは逆張りのロジックを積んだサインツールなので、フィボナッチとの相性が非常に良いです。
フィボナッチラインに達したポイントでは反発がしやすくなるので、そのタイミングで逆張りのロジックが反応するタイミングであればより勝ちやすくなります。
以下の動画で実際にフィボナッチを使ってエントリーしている様子を解説しているのでぜひ参考にしてください。
まとめ
今回はフィボナッチについて詳しく解説しました。
フィボナッチを使うことでより相場の解像度が上がり、反発を狙うポイントが分かるようになるのでぜひ活用してみてください。
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